空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ねっと観察記 1 Feb 2009

2009-02-01 18:49:12 | Newsメモ
 いやぁん夢のソコトラ島にロシアの超海軍の基地ですってぇっ?!(産経 「ロシア「失地回復」 キューバとの連携復活、シリアなどに海軍基地も」2009.1.31 20:42。しかしソコルタ島ってどこだ…。経由:不確かな軍事情報さん「ロシア「失地回復」 キューバとの連携復活、シリアなどに海軍基地も」)と思ったら,ロシア海軍自体はこの報道を否定するそうです(シア・クァンファ氏「ロシア海軍、地中海諸国への基地設置を否定」)。さしあたり,近い将来のうちにこれら基地が実現する可能性はなさそうです。

 予算も難しそうだし…。

 navi-area26-10さんところで最近の記事をチェック。「ピンチにチャンスを見いだす国:海外から穀物を調達する日本」,これは朝鮮日報の記事のメモ。日本の穀物戦略について―全農はアメリカにがっちり拠点を持ってるけど,韓国は穀物輸入に際して穀物メジャーに首根っこ掴まれっぱなしだよぅ!という記事。「穀物メジャー」の用語が使われていることが示すとおり,あの穀物大強盗事件はまさしく画期となるものといえましょう。国益よりも(自分が所属する)企業の益,というのも,あの事件前後の事情が表しているかというところか。尤も,韓国だって某国の土地をものっそ買い占めてて将来に備えているという話もありますね。…マダガスカルか。私は自身では確認してない話ですが…。

ガザ ファタハ襲撃続発、ハマス「内通」疑い17人殺害」。ファタハとハマスの内紛。ファタハにとってみれば,今回のガザ侵攻はハマスの自業自得だろうし,ハマスにとってはそれでも味方しないファタハはやっぱり以前から思ったとおりの裏切り者なんだろうし。イスラエルのスパイ工作についての言及もありますが,まーそりゃするだろう普通。常識で考えて。尤も(一応ひとくくりにしていってしまっておこうと思うところの)パレスチナ側の証言だって,いちいち政治的効果が考慮されてのものでもあろうところ。
 そう考えるとLRAが捕まえた民間人を生かして逃がす場合,唇を切除しておくというのは,まあ,その限り合理的ではある。ナチの方がまだしも文明的に見える程度の合理性ではあるが。

ロシアがカリーニングラードへのミサイル配備停止=通信社…あと日本」。「ミサイル防衛にしても敵から見れば、先制攻撃して反撃阻止に使うのでは、と思われるでしょう」というあたりが,「再び軍靴の音が」的配備反対派の意見なんだろうなと思った。見事にその辺の心情を表現してるように思ったので引用。

 …まー日本は海外展開能力を事実上持たないし,現在MDで最初に仮想敵として挙げるのは北朝鮮だろうし。この場合,北朝鮮もフツーの意味での海外展開能力ないし,日本vs北朝鮮はカード不成立ですわねー。引用されてる記事中に,日本周辺を通って米国に向うミサイルを座視すれば「日米同盟の新たな「片務性」が」明らかに云々とあるけど,海外旅行といえば北海道と四国の経験しかない貧乏学生である私でさえ,国際線はしばしば北極を通過すると聞き知っているわけですがなにか。

 ケニア西部で,タンクローリーが横転,『タダでオイルが手に入るよ!』と人々が駆けつけたところ,発火,爆発。100人以上死亡の模様:

BBC Scores killed in Kenya oil fire  1 Fen 2009

 100人以上死ねるくらいのタンクローリーが走れる道路が整備されてるだけあって,公共機関の対応の遅さを問題視する声もあるそうです。数日前,首都ナイロビで25人が死ぬスーパーマーケット火災があったばかりともいいます。

 なお今回のタンクローリー火災の火元はタバコであるといいます。誰かが(誤って)落としたタバコによる,という程度が警察発表。他方目撃証言はそうした警察発表の虚偽を厳しく指摘する内容で,…燃料拾いに来て,警官にそれを邪魔されたとある人がポイ捨てしたタバコが火元だそうです…。

 …警察,わるくなくね?(※追記※とある筋のお話によれば,この警官はガソリン汲みにきた人たちから場所代を取ってたそうで…なんだかなー…)
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ―僕は自分の不勉強を後悔した | トップ | 国連難民局要員,誘拐される... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どうもです (navi-area26-10)
2009-02-01 22:12:23
自分のエントリが取り上げられるとちょっとこっぱずかしいですねw

ただ、「ミサイル防衛にしても敵から見れば、先制攻撃して反撃阻止に使うのでは、と思われるでしょう」というのはぐんくつのにおいがします(←これがお気に入りw)てき発想ではなく東欧にMD反対のロシアの見方を代弁したつもりです。

日本の左翼団体は
「ミサイルを撃ち落としても破片が降ってくるから反対」 ~左翼団体の破綻した主張~
ttp://ameblo.jp/lancer1/entry-10171937853.html
とわれわれの理解を超えていますw
返信する
ところで (navi-area26-10)
2009-02-01 22:17:59
↑このサイト使ってみてください、いろんな記事(古い新聞はリンク切れたままですが)や、ブログが検索できます
返信する
Unknown (teiresias)
2009-02-02 19:35:57
いやまあ最近追ってませんでしたが,今後は職務上,日本語の報道も見なければいけないのだろうなあとちょっといえあのまあ。
その際,最も手近でしかも関連記事纏めまでしてあって,navi-area26-10さんのところは大変便利。

>「ミサイル防衛にしても敵から見れば(ry
>東欧にMD反対のロシアの見方を代弁したつもりです

なるほど,その通りです。
>ぐんくつのにおい
なひとたちは…場合によっては迎撃された核ミサイルが空中爆発しないかとまで心配しますかねぇ…(天地天明にかけて絶対絶無ありえないとまでは言いたくないですが)。

…彼らの求める極東アジア世界は,纏めれば1.北朝鮮の核開発は完全に認められ,2.日本の核開発は一切認められず,3.USAの極東展開は一切まかりならず,4.北朝鮮の自衛的核が万が一にも日本に向かないような友好的関係を適宜構築する,でしょうか。仮に中国は考慮から外してみましたが。

…この場合,USAの矛先がまず日本に向ってくる気がしますが。だから5.そうならないように北朝鮮―USA間の橋渡しをする,も入るだろうか。

それほどまでの外交的努力を投下する負担に,国民がyesと言うかという問題がありますが。

>ところで

先日の名無しの方といい,本当にありがとうございます。道具の使い方の検討もせねばならんのですが,なかなか手がでませんで…。

…そうか,も少しよそ様と交流を広げれば,もっと情報は入って来やすくなるのか…。
…それを期待するなら,こちらもそれに応じた「お役立ち」ができねばならんわけで…。うみゅ
返信する
BBC Week of mourning for Kenya fires (teiresias)
2009-02-02 20:30:09
2 Feb 2009
先日のスーパーマーケット火災とあわせて1週間の服喪。Odinga曰く"Poverty is pushing our people into doing desperate things just to get through one more day",お母ちゃんに止められながらも『だってタダでガソリン取れるんだぜ?!』って行って還らない2人の兄弟とか,涙を誘います。

さらに曰く"This being a rural area, there was no response by any disaster team because there is no such team",…Odingaは西部が基盤でしたっけか。その意味では地元の事件ですねー。
返信する
ぐんくつのにおいの人の思考は分かりかねますがw (navi-area26-10)
2009-02-04 00:21:40
国際情勢評議会の方がミサイル防衛について卒論を書くらしく、エントリで取り上げています。
ttp://wolf66.blog106.fc2.com/blog-entry-135.html
最初に書いてあるのは
(1)「ならず者国家には懲罰的抑止が効かないが拒否的抑止は効く」は矛盾
(2)MDは迎撃率が100%ではないので、拒否的抑止力はない
(テロ組織にとっては費用対効果が大きいため)
(3)MDに拒否的抑止力はないが、損害限定(被害を小さくすること)の手段として必要
(実際に撃たれたミサイルを防ぐ手段が他にないため)
という事です。
返信する
卒論ですから (teiresias)
2009-02-05 21:15:39
>ミサイル防衛について卒論を書くらしく

あ。思い出した,いつか書き込みに行ったことがあります,そちら。

………まぁ卒論ですし。私が先輩で,指導教官から『君,彼を指導してあげたまえ』とか言われたら指導しますが,その義理もないですし。
院進学希望ですか。今は,院に入るだけならそうそう難しいわけでもないですから,いいんじゃないですかね?

問題をあまりに単純化しすぎている点,細密な議論に耐えない感があります。MD導入を巡る立場にYes/Noしか設定してないのは単純にすぎる。

たとえば私は『止むを得ないながら,日本の情勢からして導入するのやむなきに至った』程度ですね。まずまずの命中率を確保できる見込みであり,所謂ならず者国家でも一定程度の損得勘定を行うことが期待されるからには(ありとあらゆる手段で自国の差し当たりの益を上げようとしているところから,この期待は一定程度裏付けられる),『なにもないよりは遙かにましである』。

きっちり二分法で考えるのは,思考の整理には便利ですが,現実はあまりにもグレーゾーンが広く,また偈実的選択はそのグレーゾーンのどの辺りに落すかというところで行われることを忘れているのではなかろうか。

まー私の卒論もひどかったから。後の発展に期待しましょう。

なお第一段落から「こいつ,できる」と思わせるような卒論の例として,某魔王の評から行く「「81式」氏の卒業論文(http://obiekt.seesaa.net/article/111235038.html)」とか挙げてみたり
返信する

コメントを投稿

Newsメモ」カテゴリの最新記事