「ところで私は中学生のころから『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』に慣れ親しんできた筋金入りでもある(2018-11-09)」。それゆえ、「労働組合が不要だと叫ぶヤツは、労働組合の機能や役割を捨象しているか、本来の労働組合、ユニオニズムを知らないだけ」とかいう寝言を聞けば
「うん。だからド左翼の僕は、本来の労働組合、ユニオニズムを熱烈に支持する。ところで今現に労働組合でございとかいってる労働貴族ども、すなわちプチブルは打破の対象であるので打破しようとするのです。プチブルの走狗も同様に批判対象ですよ」とか思うわけである。
「『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』を、未だに持っていて読み返しもする。それほどの核心的な左派魂を持つ者にして、なお今の自称左派を―場合によっては―蛇蝎の如く嫌うのは、それはそれで結構な理由があるのである。
いいよなお貴族様は。「アベ政治を許さない」ってお題目を唱えてれば満足できるんだから」
関連:「労働組合いろいろ【講義用tipsメモ】(2018-11-27)」
関連:「なんで労働組合が(かつてのように)流行しないかって言えばね(2018-11-11)」
「転職が容易になれば、そしてそれを吸収する労働需要があれば、ブラック企業は(少なくとも、それなりに)淘汰されるだろう。「働かせてやってるんだから、ありがたく思え」「食えるようにしてやった恩を忘れるな」なんてモラル・ハラスメント発言かまして平然としていられる人間のクズどもがのさばっているのは、景気が悪く職場の数も少ないが故ではないか。新卒は、だからこそブラック状況に押し込められ続けているのではないか」
なお私に「上司が言ってはいけない台詞集」をひととおり言い放ったのはもと最高幹部様。まあ、その程度だから極官がそこで、「長」にはなれなかったんだよとは思う。私はできるだけそっちのコースは逃げて学術業績のほうでなんとかする方向なので知ったこっちゃないが。
「個々の無力な―それゆえに哀れさをます―労働者は、理念的には頼りになるはずの労働組合が既に自分たち末端の労働者へ視線を向けていないと実感を深めていっている、というわけなのだ。
確かに構造的な問題はあり、その構造をえいやと改造するには政権交替でもなければできないだろう―というのは尤もではある。だが、いつか来る労働者のための政権交替が来るまで、それまで個々の労働者はひき潰され続けろというのだろうか? せめて組合員だけでも救ってはどうだろうか?」
ところが
という状況になってきたなあとため息。
のこり5%の宜しい労組がそのほかの労組に改善をもとめていく…というシナリオは…まあ現実には無理なんでしょうね。
労働組合が不要だと叫ぶヤツは、労働組合の機能や役割を捨象しているか、本来の労働組合、ユニオニズムを知らないだけ。欧米各国を見ても、これだけ労働組合に対する無知や敵視をする市民がいる国も珍しい。資本、ブラック企業の思うツボである。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2018年11月8日
「うん。だからド左翼の僕は、本来の労働組合、ユニオニズムを熱烈に支持する。ところで今現に労働組合でございとかいってる労働貴族ども、すなわちプチブルは打破の対象であるので打破しようとするのです。プチブルの走狗も同様に批判対象ですよ」とか思うわけである。
労組が強い組織は今後滅びるでしょうw JALもそうだったw
— まるつき (@hirosno) 2019年3月29日
うちの会社は労組がないので、逆に福利厚生を進めやすいw だって、労組側に花を持たせる必要性はないからw
「『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』を、未だに持っていて読み返しもする。それほどの核心的な左派魂を持つ者にして、なお今の自称左派を―場合によっては―蛇蝎の如く嫌うのは、それはそれで結構な理由があるのである。
いいよなお貴族様は。「アベ政治を許さない」ってお題目を唱えてれば満足できるんだから」
関連:「労働組合いろいろ【講義用tipsメモ】(2018-11-27)」
関連:「なんで労働組合が(かつてのように)流行しないかって言えばね(2018-11-11)」
「転職が容易になれば、そしてそれを吸収する労働需要があれば、ブラック企業は(少なくとも、それなりに)淘汰されるだろう。「働かせてやってるんだから、ありがたく思え」「食えるようにしてやった恩を忘れるな」なんてモラル・ハラスメント発言かまして平然としていられる人間のクズどもがのさばっているのは、景気が悪く職場の数も少ないが故ではないか。新卒は、だからこそブラック状況に押し込められ続けているのではないか」
なお私に「上司が言ってはいけない台詞集」をひととおり言い放ったのはもと最高幹部様。まあ、その程度だから極官がそこで、「長」にはなれなかったんだよとは思う。私はできるだけそっちのコースは逃げて学術業績のほうでなんとかする方向なので知ったこっちゃないが。
「個々の無力な―それゆえに哀れさをます―労働者は、理念的には頼りになるはずの労働組合が既に自分たち末端の労働者へ視線を向けていないと実感を深めていっている、というわけなのだ。
確かに構造的な問題はあり、その構造をえいやと改造するには政権交替でもなければできないだろう―というのは尤もではある。だが、いつか来る労働者のための政権交替が来るまで、それまで個々の労働者はひき潰され続けろというのだろうか? せめて組合員だけでも救ってはどうだろうか?」
ところが
「飯食わせろ」と「仕事よこせ」と「表現の自由」は完全に右派のものになっちゃたわねえ。左派に残ったのは「反文明」とか「清く貧しく」とか「暴力見ても非暴力」とかくだらないものばかり。 https://t.co/YB50vhID3x
— dada (@yuuraku) 2017年2月22日
という状況になってきたなあとため息。
事実として、95%の労働組合が、チェックオフ(組合費の給与天引きでの徴収)を行っています。エビデンスは、厚労省の平成25年_労働組合活動等に関する実態調査 統計表です。貴方の語っていう労組は、世間全体では5%の少数派であり、大半の労働組合の実態とは一致しません。
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) 2018年12月21日
https://t.co/wlbclsaSg0 https://t.co/PSpgMsu3ag
のこり5%の宜しい労組がそのほかの労組に改善をもとめていく…というシナリオは…まあ現実には無理なんでしょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます