9/17は台風の接近が心配されていましたが、午後からは天気が回復しました。
(被害が大きかった地域の皆さまにはお見舞いを申し上げます。)
夕方、上山に登りました。雨後のキノコがあちこちで頭をもたげていました。
そして山頂
(黒い点は飛び回るカラス)
多良岳方面
「多良岳も久しく登っていないな…」(心の声)
ちょっと躊躇しましたが、北口に向かうことにしました。
今日はとても静かなので…
ここにもキノコが。4年前はこの坂を走って逃げました…
本来なら、9/17は諫早のんのこ祭りの予定でしたが台風を心配して中止となりました。
もし祭りがあっていたなら、北口には行きません。
4年前の2013年9/16(敬老の日)、諫早の町はのんのこ祭りで大いに賑わっていました。そのイベントの音楽が北口方面の登山道にもガンガン聞こえてきていました。五感のうち、聴覚を騒音で奪われたために、あの日は大変なめに遭いました。
こともあろうに、スズメバチの大群に襲われたのです。ハチに気づいたときには頭、肩、腹部の3ヶ所も刺されていました。しかも服にはいっぱいスズメバチがしがみついていました。もし、あの大騒音がなかったら、スズメバチに襲われる前にハチの羽音や威嚇音に気づき逃げていたはずです。
ですから、もし今日も祭りがあっていたら北口には向かいませんでした。
【スズメバチ事件 過去の記事より】 「秋山の危険 身近な上山でも…」
9月16日(敬老の日)に、この上山でスズメバチに刺されました、しかも3カ所も。私は常々、マムシと同じように、「ハチは自分からは人を襲いませんよ」と、人に言っていただけに、自分が刺されてショックでした。あの日の状況は次のようなものでした。
上山ですれ違った人から、「スズメバチが飛んでいましたよ」と声を掛けてもらっていました。折しもあの日は、諫早の「のんのこ祭」が近くの広場で行われていて、その音楽の大音量で、ハチの羽音やカチカチというハチが出す警告音が全く聞こえませんでした。異変に気づいたときには手遅れでした。頭に何かカサカサしたなと思ったら、腕やシャツに大きなスズメバチが何匹もとまっていました。興奮して暴れまくっているスズメバチの大群の中に、全く無防備な状態で入っていったわけです。ハチも人間に近付くなよと威嚇していたはずなのに、その音が「のんのこ祭」の音に消されて、全く聞こえなかったのです。手で払いのけながら走って逃げたのですが、頭、肩、腹と刺されました。なおもシャツにはスズメバチがへばりついているので、走りながら脱ぎ捨てました。実は、中学校のときにも一度刺されていて、あのときが2回目でしたので、アナフィラキシーショックが心配でした。山から下り、タクシーで自宅に帰り、すぐに休日当番医に行きました。そこは外科医でしたので、刺されたところに、外科手術用の麻酔を打ってくれました。そのおかげで痛みはスーと引きましたが、5分もするとジワッーと重い痛みがぶり返してきました。後は、我慢するしかありませんでした。痛みより怖いのがアナフィラキシーショックです。スズメバチに刺されて死ぬのはこのアレルギー反応ですので、外科医に尋ねました。「今回アナフィラキシーショックが出なかったので、私は体質的に大丈夫ですね」と聞いたところ、「2回目に出なかったからと言って、3回目が大丈夫という保証はありません」と言われがっくり。山で動物に襲われての死亡事故を見ると、熊の被害よりスズメバチの方がはるかに多いわけですから。
当時の記事にも書いていましたが、その後私は「羽音恐怖症」になりました。
4年が経った今でも、耳もとで羽音がしようものなら反射的にのけ反ってしまいます。
人が見たら滑稽なほどに…
(被害が大きかった地域の皆さまにはお見舞いを申し上げます。)
夕方、上山に登りました。雨後のキノコがあちこちで頭をもたげていました。
そして山頂
(黒い点は飛び回るカラス)
多良岳方面
「多良岳も久しく登っていないな…」(心の声)
ちょっと躊躇しましたが、北口に向かうことにしました。
今日はとても静かなので…
ここにもキノコが。4年前はこの坂を走って逃げました…
本来なら、9/17は諫早のんのこ祭りの予定でしたが台風を心配して中止となりました。
もし祭りがあっていたなら、北口には行きません。
4年前の2013年9/16(敬老の日)、諫早の町はのんのこ祭りで大いに賑わっていました。そのイベントの音楽が北口方面の登山道にもガンガン聞こえてきていました。五感のうち、聴覚を騒音で奪われたために、あの日は大変なめに遭いました。
こともあろうに、スズメバチの大群に襲われたのです。ハチに気づいたときには頭、肩、腹部の3ヶ所も刺されていました。しかも服にはいっぱいスズメバチがしがみついていました。もし、あの大騒音がなかったら、スズメバチに襲われる前にハチの羽音や威嚇音に気づき逃げていたはずです。
ですから、もし今日も祭りがあっていたら北口には向かいませんでした。
【スズメバチ事件 過去の記事より】 「秋山の危険 身近な上山でも…」
9月16日(敬老の日)に、この上山でスズメバチに刺されました、しかも3カ所も。私は常々、マムシと同じように、「ハチは自分からは人を襲いませんよ」と、人に言っていただけに、自分が刺されてショックでした。あの日の状況は次のようなものでした。
上山ですれ違った人から、「スズメバチが飛んでいましたよ」と声を掛けてもらっていました。折しもあの日は、諫早の「のんのこ祭」が近くの広場で行われていて、その音楽の大音量で、ハチの羽音やカチカチというハチが出す警告音が全く聞こえませんでした。異変に気づいたときには手遅れでした。頭に何かカサカサしたなと思ったら、腕やシャツに大きなスズメバチが何匹もとまっていました。興奮して暴れまくっているスズメバチの大群の中に、全く無防備な状態で入っていったわけです。ハチも人間に近付くなよと威嚇していたはずなのに、その音が「のんのこ祭」の音に消されて、全く聞こえなかったのです。手で払いのけながら走って逃げたのですが、頭、肩、腹と刺されました。なおもシャツにはスズメバチがへばりついているので、走りながら脱ぎ捨てました。実は、中学校のときにも一度刺されていて、あのときが2回目でしたので、アナフィラキシーショックが心配でした。山から下り、タクシーで自宅に帰り、すぐに休日当番医に行きました。そこは外科医でしたので、刺されたところに、外科手術用の麻酔を打ってくれました。そのおかげで痛みはスーと引きましたが、5分もするとジワッーと重い痛みがぶり返してきました。後は、我慢するしかありませんでした。痛みより怖いのがアナフィラキシーショックです。スズメバチに刺されて死ぬのはこのアレルギー反応ですので、外科医に尋ねました。「今回アナフィラキシーショックが出なかったので、私は体質的に大丈夫ですね」と聞いたところ、「2回目に出なかったからと言って、3回目が大丈夫という保証はありません」と言われがっくり。山で動物に襲われての死亡事故を見ると、熊の被害よりスズメバチの方がはるかに多いわけですから。
当時の記事にも書いていましたが、その後私は「羽音恐怖症」になりました。
4年が経った今でも、耳もとで羽音がしようものなら反射的にのけ反ってしまいます。
人が見たら滑稽なほどに…