TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

滝の観音

2023年02月25日 | お出かけ

2/25(土)
今日は諫早市美術歴史館主催の寺社巡りの日でしたが、今回は残念ながら抽選に漏れて参加できませんでした。ただ、気持ちが寺社巡りモードになっていたので、一人で以前から気になっていた滝の観音を訪ねました。

「滝の観音」説明板

(場所:長崎県長崎市平間町1646 霊源院境内)


入り口




石造りの門に「第一峰」と彫ってありますが、この字は長崎の崇福寺の第一峰門の字とよく似ています。

参考:崇福寺の門


ひょっとして、滝の観音のこの字は即非の字かも知れません。だとしたら大発見?
一人で盛り上がりながら進んでいくと、またもや門がありました。



ここには「水観世音」と


お地蔵様


通路に覆い被さる木


かなりインパクトがあります。

「伏樹門」と言うそうです。


別の角度から見ると


中は空洞になっていて


それでも横と垂直方向に幹を伸ばしているたくましい木です。

 


さらに進んで山門へ


仁王




山門をくぐると
歌碑


別の歌碑


その後ろには石橋


鐘楼


中国風の石像


お堂




木のレリーフ



お堂の裏手に回ると







蛇?

蛇と思っていたら「竜王様」だそうでした。

石の中に蛇、失礼、竜王様が浮かび上がっています。


ここにも石橋が


こんな山奥のお寺にも立派な石橋が架けられています。ここは黄檗宗のお寺なので、石橋を作るのは得意だったのかも知れません(長崎の眼鏡橋を作ったのも黄檗宗の僧黙子)。












この鐘は、昭和57年の長崎大水害の時の被害の爪痕だそうです。



「登り藤」 

諫早家と縁が深いようです。


お宝発見!


「木庵書」と!


木庵は黄檗三筆の一人です。
これで、最初に見た「第一峰」も、同じく黄檗三筆の「即非」の可能性が高まりました。
これは調べてみなければいけません。
ワクワクものです。


滝の観音の周囲


竹林



以上、一人静かに訪ねた滝の観音でした。

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