2/25(土)
今日は諫早市美術歴史館主催の寺社巡りの日でしたが、今回は残念ながら抽選に漏れて参加できませんでした。ただ、気持ちが寺社巡りモードになっていたので、一人で以前から気になっていた滝の観音を訪ねました。
「滝の観音」説明板
(場所:長崎県長崎市平間町1646 霊源院境内)
入り口
石造りの門に「第一峰」と彫ってありますが、この字は長崎の崇福寺の第一峰門の字とよく似ています。
参考:崇福寺の門
ひょっとして、滝の観音のこの字は即非の字かも知れません。だとしたら大発見?
一人で盛り上がりながら進んでいくと、またもや門がありました。
ここには「水観世音」と
お地蔵様
通路に覆い被さる木
かなりインパクトがあります。
「伏樹門」と言うそうです。
別の角度から見ると
中は空洞になっていて
それでも横と垂直方向に幹を伸ばしているたくましい木です。
さらに進んで山門へ
仁王
山門をくぐると
歌碑
別の歌碑
その後ろには石橋
鐘楼
中国風の石像
お堂
木のレリーフ
お堂の裏手に回ると
滝
蛇?
蛇と思っていたら「竜王様」だそうでした。
石の中に蛇、失礼、竜王様が浮かび上がっています。
ここにも石橋が
こんな山奥のお寺にも立派な石橋が架けられています。ここは黄檗宗のお寺なので、石橋を作るのは得意だったのかも知れません(長崎の眼鏡橋を作ったのも黄檗宗の僧黙子)。
この鐘は、昭和57年の長崎大水害の時の被害の爪痕だそうです。
「登り藤」
諫早家と縁が深いようです。
お宝発見!
「木庵書」と!
木庵は黄檗三筆の一人です。
これで、最初に見た「第一峰」も、同じく黄檗三筆の「即非」の可能性が高まりました。
これは調べてみなければいけません。
ワクワクものです。
滝の観音の周囲
竹林
以上、一人静かに訪ねた滝の観音でした。
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