TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

イチジクにかぶれる

2021年09月10日 | 畑・園芸・工芸・片付け
1週間ほど前、急に右肘に水ぶくれができました。直径1㎝ほどのドーム状になり潰れました。それで終わりと思っていたら第二、第三の水ぶくれが出来はじめたので皮膚科を受診しました。


(お見苦しいですが、一番右は既に潰れています)

すぐに受診できると思っていたら、コロナ渦だけあって簡単には中には入れませんでした。


(玄関先での受付の様子)

玄関先で手指の消毒、検温、そしてここ2週間の行動について質問がありました。
「県外に行っていないか」
「県外の人と、本人および家族が会っていないか」
3つ目の質問が意外で、
「市内にあるO医院に行っていないか」
と、問われたのでした。
すぐにピントきました。それは、O医院では先日クラスターが発生していたのです。感染者の一人がそこの医師ですが、なんとマスクもせずに診察にあたっていたそうです。また、その医師はワクチンも接種していなかったそうです。患者を守るべき医師が、自らの不注意で感染源になってどうするのかという話です。
そして症状を質問紙に記入し、順番がくるまで駐車場待機です。
車の中で順番を待ちました。

やっと受診。
私の腕を見て、ドクター曰く
「かぶれですね」
水ぶくれの中身はリンパ液で、悪い物ではありません。
でも、かなりひどいかぶれですねとも言われました。
何かの植物にまけているとのことでした。
塗り薬と飲み薬を出しましょうと言うことで、診察は1分ほどで終わりました。


(待合室で待つのは会計の時だけです)


さて、何にまけたのだろう?

白内障の術後で、ほとんど外出もしていなかったのに…
あるとすればイチジクです。
そんな馬鹿なと思いながらもネットで検索すると、あるわあるわ、イチジクの葉っぱや白い樹液がかぶれを引き起こすのは常識みたいに書いてあって、それを知らなかった私が馬鹿だったと言うことになります。

イチジクはこれまで、剪定、草取り、収穫と何度も関わってきましたが、確かに作業をするときには長袖でした。今回は、術後の安静期で、軽い気持ちで普段着、夏なので半袖でイチジクを採りに行ったのです。
ところが、手術のため長いこと放置していたらイチジク園は大変な状況でした。

実の半分は熟し過ぎて腐れ、熟した実には虫たちがこの世の楽園とばかりに大挙して押し寄せていました。
番人が居ないのをいいことに、やりたい放題でした。

虫たちの楽園 '21








まともなイチジク


イチジクをちぎるだけのつもりが腐れたイチジクの処理もしました。畑が不衛生にならないように、枝をかき分け、深いところにある熟しすぎたイチジクをもぎ取りました。そのときに腕が擦れたのだと思います。発病はその数日後でした。

収穫したイチジク




熱を通しました。例の「煮イチジク」です。






今回の件はいい勉強になりました。
イチジクはかぶれるということ。
簡単な作業であっても長袖・長ズボンなどそれなりの服装でないとダメだということ。

たかがイチジク、油断でした。白内障の術後、普段着(半袖)で、軽く収穫のつもりが大事になりました。

「弱り目に祟り目」よくいったものです。
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