海外の対応と日本の対応。感染者数が日本とは、桁違いのヨーロッパやアメリカ。
物事の考え方が、国ごとで違うので、結果の特性が異なるは、致し方ないですが
今回の日本政府の対応は、スピード優先の世の動きに対して、あまりにもかけ離れて
います。ある評論家は、無能とまで発言している。
日本人の特性なのか、政治家は昔からそうであるが、ことの良し悪しや、どうする
こうするを、玉虫色にそめて、はっきりといわない。日本の言語と文化の特性もある
のでしょう。しかしながらそんなものとは、次元が違う。人としてはっきりと明確に
指針を示して、事をすすめることが一番必要とされる今回の状況。
なぜなのかということが、沢山ある。
不必要なコロナ予算の各省庁の予算取り。これになんと1兆円を超えて編成。
今の状況から、誰が考えても今、必要ない予算。このお金の回しどころが誰が
見ても違う。そんなことを、先進国の一つである日本が、こんな理解できない予算を
組んでいる。非常事態宣言を延長するにあたり、1兆円を超えるこのお金を今、必要
としている事業者へ回すという判断をすることが、一番大切に思える。
そして、20000件、やるやる詐欺になっているPCR検査。検査数が伸びないからくり
原因が何なのか、こういう説明が何もない。原因がなにであるか、解決するには
どういうことをやれば良いのか。いたって簡単な論理。しかもPCR検査は、民間を
使えば、到達できる件数。なぜやらないのか、できないのか、はっきり原因、理由を
あかさないので、わからない。
そして、感染者が終息しないなか、経済のことを、これも中途半端に考えだしている。
中途半端な判断と指針をこれこそ、出してはダメである。未来の経済に向けての
お金を1兆円みていても、その前に経済の下支えしている企業、事業者がなくなって
しまう。
個人、事業社向けの給付、融資にむけて25兆円の予算を見ているが、今回の延長
で、中小企業、大企業の一部が更に、事業継続のためのお金が必要となる。
追加予算の規模は、これまでの25兆円以上になるであろう。
それくらいの規模が必要であろうことを、しっかりと判断する。難しい判断
だと思うが、そういう難しさに対峙するために、国民から選ばれているのだから。