鳥取市広岡、矢谷川の右岸近くに鎮座される「廣岡(ひろおか)神社」。御祭神は『速須佐之男命・保食神』。
由緒「上津ノ井七社の一つで、古来「八大荒神」と称した。貞享二年(1685)社殿を建立。文政九年(1826)、本殿再建。明治初年に廣岡神社と改称。」
鳥居の内、左右より神域を守護されるのは建立年代不明の出雲構えの狛犬さん一対。真っ直ぐに立てた尾、瞼を深く隠す分厚い眉に耳まで裂けた口。
そんな風に描写すると「何だか怖いモノ」と誤解されそうですが、実際はとても愛嬌のある素敵な一対なのです(*´꒳`*ノノ゙
まるでダンスでも舞うように狛犬さんをカメラに収める御亭主殿。上から見ているとなんか可愛らしい(笑)
お顔の割に細くスラリと伸びた足。石工名も建立年も無く、刻まれているのは阿形さんの台座に橋尾氏五名。吽形さんに漆原氏三名と岡垣氏一名の奉納者名。
手摺りが設けられた長い石段の先に、覆い屋を兼ねた拝殿。
覆い屋の内に鎮まられる御本殿。
自然石を使った石灯籠、笠にはビロードのように苔が張り付いている。
参拝日:2012年4月15日
------------------------00----------------------
上津ノ井七社
「意上奴(いがみぬ)神社」・「祢宜谷(ねぎだに)神社」・「紙小谷(かごだに)神社」・「船木(ふなき)神社」・「桂木(かつらぎ)神社」・「大平(おおひら)神社」・「廣岡(ひろおか)神社」