車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

菖蒲(しょうぶ)神社 in 鳥取市菖蒲

2017年03月22日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・鳥取県

鳥取市菖蒲、大井手川畔に鎮座される「菖蒲(しょうぶ)神社」。御祭神は『大物主神・素盞嗚命』

「天神地祇を祀る氏神の社として、もと高草郡古海郷菖蒲の宮ノ元に鎮座したが、奈良時代前期に薬師寺と習合、のち貞観年間度重なる風水害により菖蒲山の中腹に遷座。山王権現として氏子・里人の信仰に根付き、末社に祀られた明見社、稲荷社、荒神三社と共に庶民の心の支えとなっていた。
 享保年間(1716~1735)大旱魃、転変地変による疫病の大流行に『牛頭天王』の分霊を勧請、菖蒲山宮ノ谷に大平神社を建立したところ疫病がぴたりと止んだと云う。明治の神仏分離令により山王権現を菖蒲神社と改称、更に大正13年大平神社を合祀。しかし千年余の風雪に参道の随所が崩壊、社殿も老朽化したため、菖蒲山宮ノ谷を遷座地と定め社殿を造営。昭和15年上町の護国神社旧本殿を譲り受け移築し、幣拝殿を新築。1992年、遷座地として菖蒲籠山を造成、本殿の移築、幣拝殿の新築、境内整備がなされた。」境内由緒碑より

満開の桜に出迎えられて境内へ

拝殿

拝殿前左右より神域を守護されるのは出雲丹後系の狛犬さん一対。「大正四年(1519)九月日」の刻。石工の名はありませんが、寄進者名「当村 新きよ」が刻まれています。

阿形さんの耳まで裂けた口・・・まさしくその表現通りで、これでは下顎が脆く崩れやすいのは・・仕方ない事かもしれない・・

境内から見る鳥取の市街地 遠くに冠雪してみえる山並みは大山あたりだろうか。

桜の境内というのはどうしてこんなにも柔らかく温かいのだろう。いかつい筈の狛犬さんの表情までも和らいで見える(*´꒳`*ノノ゙

参拝日:2012年4月15日

 

コメント
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