鳥取県(とっとりけん)は日本の中国地方の北東部に位置し、南北約20~50km、・東西約120kmの県域を有した東西に細長い県です。北は日本海に面し、鳥取砂丘をはじめとする白砂青松の海岸線。南には、中国地方の最高峰・大山をはじめ、中国山地の山々が連なります。地名は「古事記」の一節「大和政権の支配体系の元、鳥を捕まえて暮らす人々が「鳥取部」として従属した」とあり、そこからこの地の呼び名「鳥取県」が生まれたとされています。 県域は全国で7番目に小さく、人口は約55万人で最少。県庁所在地は鳥取市、自治体数は全国で最も少ない4市・14町1村(町は「ちょう」村は「そん」)で構成されています。「県の花:二十世紀梨の花」「県の木:大山伽羅木」「県の鳥:オシドリ」を制定。
キャッチフレーズは「鳥取県なごみの国 蟹取県」
明治4年(1871)7月、廃藩置県により旧因幡国の岩井郡・邑美郡・法美郡・八上郡・八東郡・智頭郡・高草郡・気多郡、旧伯耆国の河村郡・久米郡・八橋郡・汗入郡・会見郡・日野郡、旧播磨国の神東郡・神西郡・印南郡の一部が鳥取県となる。
1871年11月、旧播磨国の領域が姫路県に編入される。12月、 島根県より旧隠岐国が編入。
1876年、 鳥取県が島根県に併合。
1881年、島根県のうち、岩井郡・邑美郡・法美郡・八上郡・八東郡・智頭郡・高草郡・気多郡・河村郡・久米郡・八橋郡・汗入郡・会見郡・日野郡、が改めて鳥取県として分立する。
大山山麓マンホールには「大仙」を背景に、一面の畑がデザインされています。中央の知章が何を表しているのか不明。
昭和43年(1968)10月23日制定の県章は「飛ぶ鳥の姿をひらがなの「と」に造形したマークで、自由と平和と鳥取県のあすへの進展を象徴したもの」公式HPより
中央の知章が何を表しているのか不明
鳥取県PRキャラクター『トリピー』。1997年に境港市で開催された「ジャパンエキスポ鳥取'97 山陰・夢みなと博覧会」のマスコットとして登場。鳥取県の名産品・二十世紀梨をモチーフに、博覧会のテーマである「翔け」にちなんで鳥の羽を持った水兵さんスタイルです。
「二十世紀梨をモチーフに」と言っても顔の色だけではないかと思ったア・ナ・タ!、そんな貴方に特別に「エコトリピー」の画像を。帽子が後ろにずれたおかげで「梨」というのがよりハッキリ(笑)
鳥取県警察のマスコットキャラクター『ぱとろーくん』。県の鳥「おしどり」を抽象化し、俊敏性と行動力、和やかで皆に親しまれるイメージを愛嬌こめて表現。親切で明るく親しみやすい警察のイメージを皆様にアピールするために誕生しました。ちなみに『ぱとこちゃん』というガールフレンドもいるようです(⌒∇⌒)
「旭日章旗」と「日章旗」の左右で敬礼をする『ぱとろーくん』。惚れ惚れします (〃∇〃)
「第31回全国豊かな海づくり大会」のマスコットキャラクター『ととリン』。魚の「とと」と海の「マリン」が名前の由来。鳥取県特産の「松葉がに」と県の魚「ヒラメ」のポシェットが目印です。
鳥取県非公認のゆるキャラ『二十世紀☆梨男』、鳥取県出身のゆるキャラで、おそらく梨や鳥取県をPRするために活動しています。緑色の梨の顔で、身体はほぼ人間。実際に人前に出るときは真っ白な衣装に身を包んでいます。愛知県岡崎市の「オカザえもん」に匹敵するキモカワキャラ(^^;)
JA全農とっとりキャラクター『カッキー』。多分、鳥取県因幡地方にのみ栽培される「こおげ花御所柿」がモチーフだと思うのですが・・・断定は避けます(笑)
キャッチフレーズにも使われる「蟹取県」、理由その①、主要漁港での カニの水揚げ量の合計が全国1位。その②、カニの消費量が全国平均の5倍(岩美町の中学校では、給食に一人一尾の松葉ガニが出る!!)。その③、活魚水槽を装備した漁船で漁獲している為、活きガニのまま販売可能。その④、松葉ガニの養殖場「カニ牧場」は、東京ドーム2,340個分の広さ(11,000ha)。”だから「蟹取県」と命名しているのです!”
ちなみに蟹は、数少な(すぎる)私の大好物 (~_~;) だからって食べられる側にはなりたくない!!(笑)
------------------------00----------------------
鳥取県で唯一未訪問となった日野郡日南町(にちなんちょう)。鳥取県の南西の内陸部に位置しており、町名は、日野郡の南部に位置している事から命名。キャッチフレーズは「人と自然の力で21世紀を切り開いてゆくまち」 「育てる、咲く、実る」
明治22年(1889)、町村制の施行により日野郡菅沢村・印賀村・阿毘縁村・山上村・多里村・宮内村・霞村・福栄村 ・福成村・石見村が発足。
1912年、福成村・石見村が合併、改めて日野郡石見村が発足。
1917年、菅沢村・印賀村が合併、日野郡大宮村が発足。
1921年、霞村・宮内村が合併、日野郡日野上村が発足。
1955年、日野上村・山上村が合併、日野郡伯南町が発足。大宮村・阿毘縁村が合併、日野郡高宮村が発足。
1959年、伯南町、高宮村、多里村、石見村、福栄村が合併、日野郡日南町となりました。
昭和34年(1959)10月10日制定の町章は「「日ナン」を組み合わせて鳥の形に図案化したもの」
いつか訪問が叶う事を願って、覚書とします。