金沢市中村町に鎮座される「中村(なかむら)神社」、御祭神は『武甕槌命(たけいかづちのみこと)、經津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あまのこやねのみこと)、比咩大神(ひめおおかみ)』
由緒「当宮は2009年に御鎮座1100年を迎えた。貞享2年(1685)の六台泍山派山伏頭・蓮花院の由来書には「往古より中村に鎮座していたと伝がある」と記されており古来より氏子崇敬者の心の拠所として鎮座している。慶長7年(1602)より地蔵院という別當が奉仕し、本尊に薬師如来を安置し、後に春日明神の神霊を迎えた神仏混淆の神社であった。明治元年神仏分離令により別當が復職して神職となり、宝久寺を中村春日社と改称した。」石川県神社庁HPより
覆い屋の中に納められた拝殿は、旧金沢城二の丸御殿内に建立された舞楽殿(能舞台)を移築。金沢城内の数少ない建造物である事から、2004年に文化庁登録有形文化財に指定されています。
境内左右より神域を守護されるのは、金沢市内では珍しいブロンズ製の狛犬さん一対。がっしりと台座に食い込ませた爪の頑丈さに思わず目が釘付け(^^;)
加賀獅子系のとても良いお顔なので、アップで!
参道横の境内で見かけた石仏。多分石仏であろうと思うのですが確証はありません。
祭礼の準備でしょうか?参道の両脇に掲げられた御神灯にほんのりと灯りが入っています。
参拝日:2011年10月13日