鳥取市相生町に鎮座される「大森神社」、御祭神は『大己貴神・少名毘古那神・事代主神』
創建は不詳、古くは大森町に鎮座され、現在の境内は奥宮と称していた。明治三年に境内社「恵比美須社」を合祀、昭和三年に拝殿、同六年に本殿を新築。
瑞垣に囲まれた二間社流造の御本殿、その階段下より神域を守護されるのは小さな笏谷石狛犬さん一対。「禿(かむろ)」と言われるおかっぱ頭に反して顔はかなり・・凶悪 (-_-;) これくらいでないと神様の守護は務まらないのかも。「松嶋神社」に次いで二例目のご対面です。
入母屋妻入、軒向拝の拝殿
虹梁の上より身をくねらせる龍の彫刻
拝殿前左右より神域を守護されるのは、遠く彼方の星から飛来して来たかと思わせる形相で行儀よく佇む狛犬さん一対。
台座には「明治九年(1876)丙子九月吉日」「井上覚平 石谷傅六 作」の刻。
尾の形もかなり独特で個性的。こういう狛犬さんに出会えると、何だか得した気分(⌒∇⌒)
脇参道の入口から神域を守護されるのは、昭和六年(1931)2月吉日建立の出雲丹後狛犬さん一対。
何があったのか・・・阿形さんのお顔はほとんどが欠落しており・・・
「復興記念」碑と、本殿近くに置かれていた「鍾馗像」
境内の一画に咲いていた一叢の「スノードロップ」
参拝日:2012年4月16日
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