鳥取市栗谷町に鎮座される「栗渓(くりたに)神社」。御祭神は『須佐之男神』。
一の鳥居から見上げた先に続く長い石段・・私、この先の鳥取車中泊を継続できるのかしら? 思わず弱気になったものの、だからと言って一人で車で待つのはもっと耐えられない(^^;)
やっと見えて来た二の鳥居・・で、その先にまた石段。
「創建は不詳、播磨国広嶺神社の分霊を勧請奉祀し、往古は正一位牛頭天王と称し、社地を天王山と称した。享保5年(1720)鳥取大火の際に社殿及び棟札古記録など悉く消失。明治元年(1868)に「栗渓神社」と改称し、次いで村社に列格。明治元年(1868)栗渓神社と改称し、次いで村社に列格せられ、明治40年4月27日神饌幣帛料供進神社に指定された。」
一間社流造りの御本殿
玉垣に囲まれた境内正面に入母屋造平入、軒向拝の拝殿
拝殿目貫彫刻の「龍」
拝殿木鼻の「獅子と象」
拝殿扉に彫刻された「見返る獅子」
「追う獅子」
上側は鳥取藩池田家の副紋「祇園守紋」。
享和3年、池田家の姚姫が嫁いだ鍋島の家紋「杏葉紋」。
拝殿後方、玉垣の内より神域を守護されるのは出雲丹後の狛犬さん一対。台座には「享和二(1802)壬戌年九月吉日」の刻。
顎をクイッと上げてどこを見ているのか(*^^*) 阿形さんの半開きの口元が、吽形さんの悪戯っぽく結ばれた口がものすご~~~~~~くツボ(笑)
そして・・・後姿にさり気なく「ハート」。
拝殿前より神域を守護されるのは、大正15年(1926)9月吉日建立の岡崎型狛犬さん一対。
拝殿繋ぎ虹梁の左隅には「長胴太鼓」が掲げられています。
境内の裏手に鎮座される境内社「西の宮社」
境内社「稲荷社」
ゆったりと流れる時間 吐く息さえも浄化されるような清々しい景色。
参拝日:2012年4月16日
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