旧武儀郡上之保村(かみのほむら)は岐阜県の中央部、東南の山間に位置した村です。郡上市、益田郡金山町、加茂郡七宗町、武儀郡武儀町に隣接。木曽川水系長良川右支川津保川の源流域で、 中央部を津保川及びその支流川が貫流し、その流域に集落が点在。村全体の大部分が山林(総面積の89%)で占められ、 村の中央部を西南流する津保川や支流の各河川沿いに集落や耕地が開けています。地名にある「保」は、奈良時代の律令制の下で使われるようになったもの。行政組織の「郷」「里」の下部単位で、5戸を1単位として「保」とし、保長(保司)が置かれ、貢租、徴税、防犯徹底、浮浪逃亡防止など、相互に援助や監視を行うようになっていました。平安時代以後は国衙領の小集団に使われ、上保、中保、下保と分けられ、蓆田郡(本巣郡)郡上郡にも地名として残っています。また、明治6年(1873)には江戸時代の上之保上村下村を分離し、上村は上之保村、下村は富之保村(現武儀町)として独立させ、現在に至っています。 「村の木:ヒノキ」「村の花:サツキ」を制定。
マンホールの為に立ち寄った「上之保温泉・ほほえみの湯」の看板近く・・、ああ!雨に濡れた体を温めたい!!!😥
明治22年(1889)、町村制の施行により、武儀郡上之保村が発足。
2005年、武芸川町・板取村・洞戸村・武儀町と共に、関市に編入されました。
マンホールには、かみのほっとランドのマスコットでブチサンショウウオの「ブッチー君」。上之保村に生育しており、岐阜県希少な野生生物保護要綱で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
昭和17年(1942)4月1日制定の町章は「6つの地区(鳥屋市、行合、川合、宮脇、明ヶ島、舟山)が上之保村を支えているという意味で、6
つの”上”の字が”保”の字を囲んでいる。」合併協議会資料より
撮影日:2012年5月15日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます