岐阜市市橋に鎮座される「村社:縣(あがた)神社」。御祭神は『県(あがた)大明神』と思われますが、案内等が何もないため、確実ではありません。
格子状のガラス戸がめぐらされた拝殿は明るく、初夏の日差しを跳ね返して清潔さを際立たせています。その拝殿前より神域を守護されるのは、昭和3年(1928)生まれの岡崎現代型狛犬さん一対。
拝殿と本殿の間から神域を守護されるのは、昭和3年(1928)2月建立の狛犬さん。私達が「髭の狛さん」と密かに呼ぶタイプで、近江(滋賀県)地方でよく見かけます。
それにしても随分と長くて鋭い牙・・・これならどんなものでも簡単に噛み砕いてしまいそう。吽形さんの手の下でニヤッと笑う子狛さんも、親譲りの牙を見せてます。
拝殿棟の「鬼瓦」には、御社名の「縣」の文字が焼きこまれています。
参拝日:2012年5月14日
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