岐阜市池ノ上町に鎮座される「葛縣(かつらがけ)神社」。御祭神は『葛県明神(かづらあがたみょうじん)』。
創建時期は不明「平安時代に編纂された『国内神名帳』では「正六位上葛懸明神」とされ、水の神を祀る。 天文の大洪水までは社前一面が大池があったため「池上宮」と称し、祓戸の大神をお祀りする。往時は長良川堤防上に鎮座していたが、昭和13年(1938)の長良川改修工事に伴い現在地に遷座。」
唐破風が付けられ重厚な造りの拝殿、その拝殿前より神域を守護されるのは、昭和16年(1941)10月建立の鈴しょうわ狛犬さん一対。
彫刻が施された流造の本殿の画像は撮り忘れましたが、本殿脇より神域を守護されるのは、大正2年(1913)建立の出雲丹後系狛犬さん一対。
社殿の右側、鮮やかな朱の鳥居は「境内社:白菊稲荷神社」。沢山の神狐さんに守られて鎮座しています。
境内に設けられた藤棚からは薄紫の花房が顔を覗かせ始めています。もう少ししたらきれいな藤の花屋根が出来上がり、沢山の虫たちの憩いの場になることでしょう。
「葛縣神社」の入り口、玉垣の中に地蔵様の祠がぴったりと収められています。地元の方たちが大切にお守りされているであろう事は、お地蔵様のお姿からも充分に感じ取れます。
さらに反対側、玉垣の内ではありませんが境内にぴったりと隣接して、赤い屋根のお堂があり、手前の祠には、白く化粧された三面八臂の仏様が納められています。合掌している真ん中の腕、左右にはそれぞれ「持仏(じぶつ)」と呼ばれる蓮華、独鈷、宝剣に羂索・・更に・・斧😱
六臂の仏像はよく目にしますが八臂は・・頭上に如来様のお顔とか馬頭は見たことがありますが・・・これ・・どう見ても「猪八戒さん」に見えます😓
参拝日:2012年5月14日
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