岐阜市伊奈波通に門を構える真言宗醍醐派寺院「愛護山:善光寺(ぜんこうじ)」。『善光寺如来』を本尊とします。美濃四国第1番札所で、通称「岐阜善光寺」「伊奈波善光寺」とも称し、地元の方々に篤く崇敬されています。
建立時期は不明「信長の孫『織田秀信』が、かつて善光寺如来が祀られていた地に「伊奈波善光寺堂」を建立。善光寺如来の分身を祀ったのが始まりとされます。江戸時代初期に「善光寺安乗院」に改称。明治24年(1891)の濃尾地震により本堂は全焼、現在の建物は大正元年(1912)に再建されました。」
本堂向拝で鮮やかに波間を切るのは、ちょっとおとぼけスマイルの龍。龍がおとぼけって、可笑しくないか?と私に真剣に問うご亭主殿。だってそう見えるのだから仕方ない。
本堂の屋根の上では、大きな鞠をお腹の下に抱いた獅子が、いかにも興味深そうに参拝者を見下ろしています。
こちらはまた何ともクールな顔で、鞠を両手に抱えたまま下界を見下ろしています。さて、大好きな毬遊びも忘れて獅子たちが見つめているものは・・・・
もしかして猫・・・😲 お稲荷様のお堂の前で、身動きせずに座っているのですが、その姿が何とも可愛らしくて、猫と私・・しばらく見つめあっていました😃
「末光稲荷大神」はお寺の守護神、現在のお社は昭和60年頃に新しく建てられたものです。
「水掛・願掛不動尊」の右手には「救われしゃもじ」が沢山奉納されています。ご亭主殿の願掛けは何でしょうか?不動真言を七回・・小さく唱えながら、丁寧に水を掛けていました。
そしてこれもまた、真言を唱えながら「輪廻車」を回せば、災難除けになると云われています。
参拝日:2012年5月14日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます