七尾市府中町に鎮座される「印鑰(いんにゃく)神社」。御祭神は『市杵嶋姫命』。
由緒【養老3年國府を七尾港付近に設け、港の守護神と鎮祭し、能登國國衙の印璽を保管した由来から「印鑰神社」と称す。戦國の爭乱天難を土中にさけ、文緑年中赤間田より『地主・両川市左エ門』『郡奉行・三輪藤兵衛』の夢告により出土し、慶長2年大手町、寛永16年府中町と府中村の入会浜に移転、文政8年現地に遷宮す。】
拝殿前左右より神域を守護されるのは、明治26年(1893)建立の狛犬さん一対。大きな口を開けて笑う阿形さんの楽しそうな事。わずかに口角を上げて微笑む吽形さんは、ちょっと大人。
本殿左横に鎮座される「西宮神社」。御祭神は『事代主命(恵比寿神)』。かつて印鑰前通りにあった恵比寿堂がこの地に遷座、「西宮神社」と改称されました。
拝殿左側に鎮座される「金毘羅神社」。
境内の一角に展示されていた「府中町でか山車輪」
境内の石像2基は七尾の財閥・樋爪家にあったもので、樋爪家が没落した後に奉納されました。
帰り際に見かけた「府中町でか山」の山倉。
参拝日:2011年10月18日
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