七尾市山王町に鎮座される「大地主(おおとこぬし)神社」。御祭神は、『大山咋命、素盞嗚命、伊許保止命(いこほとのみこと)』
由緒【養老二年能登国の守護神として当社を勧請す。天元年間国司『源順(みなもと のしたごう』社殿を再建し、始めて4月申日(5月14日)の祭典(青柏祭)を修行す。文明5年『畠山修理大夫義統』青柏祭に曳山を奉納す。天正10年6月『前田利家』社殿を再建し、古格の祭礼を再興す。当社はもと「能府地主山王宮」と称し、昭和3年「大地主神社」と改称す。】
千鳥破風唐破風付き入母屋造り・銅板葺きの拝殿は、大正二年の建築。拝殿には数多くの彫刻があったのですが、ご亭主殿の怠慢で画像は無し(T^T)。なんでご亭主殿の責任?と思われそうですが、御朱印を頂く間、ずっと玄関内で待っていたので、境内の写真はご亭主殿に一存していたのです。
と言うことで境内社も、私が写した川原町の「登口神社」のみ。予定にせかされると、往々にこういう事があり、結果、後になって後悔するのです。でもしつこいようですが、今回は!ご亭主殿が悪い"(-""-)"
境内入り口の「昭和の碑(大東亜戦争戦没者御芳名)」に深く首を垂れて・・
鳥居の内に「御神木」と「青柏祭」の碑
「大地主神社」の御神輿庫。上部には、「丸に三柏」の神紋があり注連縄が張られています。毎年5月3日から5日まで開催される「大地主神社」の祭礼「青柏祭(せいはくさい)」。 神饌を青柏の葉に盛って神前に供え、天下太平五穀豊穣を祈る、山王神社の春の例大祭。七尾四大祭の一つ、北陸三大祭の一つとしても知られ、国重要無形民俗文化財に指定されています。
「青柏祭」に奉納される「でか山」は「府中町」「鍛冶町」「魚町」の三台。 高さ12m 長さ13m 幅4・5mで山車としては日本最大級、体積・重量では日本一といわれます。実物は見た事がありませんが、ネットやポスターなどで見る限りでは、圧倒的な大きさで迫力は満点。
「七尾フィッシャーマンズ・ワーフ・能登食祭市場」内に展示されていた「でか山の開き」。上段に飾られる歌舞伎人形を間近で見る事ができます。
入口に展示されていた「でか山」の車輪。
市内で見かけた郵便ポストの「でか山」モニュメント。
参拝日:2015年5月20日
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御神名一口メモ
『伊許保止命(いこほとのみこと)』、阿波(安房)国造の祖とされる。
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