車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

根崎八幡神社 in 愛知県安城市

2016年11月23日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛知県

愛知県安城市根崎町に鎮座される「根崎八幡神社」。御祭神は『品陀和気命(応神天皇)』

由緒「寛永15年(1638)に津島牛頭天王社を祀ったことが始まり。元禄7年(194)に、領主松平正基の江戸屋敷近くにあった深川八幡社(現:富岡八幡宮)から分霊を請けて八幡社とした。」

拝殿後方、覆い屋の中に鎮まる御本殿。2008年度の建造物調査で本殿周辺の部材に寛保3年(1743)、あるいは寛保4年(1744)と書かれた墨書が見つかっており、本殿はこの頃の造営と思われます。また覆殿は棟札から弘化2年(1845)に建立されたことが判明しています。

参道入口より神域を守護されるのは、焼き物の神殿系獅子狛犬さん一対。

昭和59年の建立ですから狛犬界ではかなりの新顔ですが、阿吽ともにとてもよい顔立ち。焼物には詳しくないのですが、御亭主殿いわく、「多分、万古焼かな?」との事。ただし全く確証はありません(笑)

参道正面、拝殿前左右より神域を守護されるのは、大正十年(1921)建立の岡崎狛犬さん一対。

岡崎型ですがどちらかと言うと初期の頃の狛犬さんのイメージで、あの独特のいかつさが無く、私的には好ましい顔立ちの一対です。

「境内社:稲荷舎」

稲荷社の鳥居の内より神域を守護されるのは、それぞれに宝珠を手にした昭和13年建立の神狐一対。子狐を手元に置く親狐の姿がとても良いです。

境内に祀られる石祠、側に「八幡神」の碑。古代の神はこのよう祀られていたのかと想像が膨らみます。

玉垣の一段高くに祀られる「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」。祓戸大神は『 瀬織津比咩、速開津比咩、気吹戸主、速佐須良比咩』の総称で、罪穢れを祓い清めるとされています。

日本人が大切にしてきた心の象徴とも言える「細石」。これがきちんと祀られている神社は、参拝していて不思議なほど気持ちが穏やかになります。

参拝日:2011年9月20日

 


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