旧美嚢郡吉川町(よかわちょう)は兵庫県の南部、東播磨地区の最東部に位置した町です。口吉川町、細川町に隣接。全体的に起伏の少ない丘陵地の間に盆地が広がっており、中部を美嚢川が西流、北部からの北谷川を併せる田園地帯として発展してきました。粘土質の土壌に加え、朝夕の気温の落差という良好な条件から、酒米である山田錦の産地としても有名。また「村米制度発祥の地」としても知られています。「町の木:松」「町の花:サザンカ」を制定。
三木市との合併で「日本一の酒米 山田錦の里」の地域名は三木市に代わりましたが、日本一の生産量は今も吉川地区が担っています。
明治22年(1889)、町村制の施行により、美嚢郡奥吉川村・中吉川村・北谷村が発足。
1955年、奥吉川村、中吉川村、北谷村が合併、美嚢郡吉川町が発足。
2005年、三木市と合併、三木市吉川町となりました。
マンホールは「文字から上の部分は、空の雲と遠く六甲の山なみ、下の部分は、美囊川の清流が日本一の酒米「山田錦」の黄金の穂波を潤し、やがて瀬戸内海の波間にそそぐ様子を描いています。中央下段の「1991」は、旧吉川町の公共下水道の供用開始年度を示しています。」公式HPより
三木市上下水道局展示マンホール
昭和31年12月1日制定の町章は、吉川の頭文字「よ」を図案化し、希望と発展を表したものです。
撮影日:2009年5月3日
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マンホールカード、頂きました
2023年4月28日、第19弾として全国7自治体プラス特別版で61種類(累計941種類656自治体&団体)の マンホールカードの配布が 開始されました。「三木市B」のマンホールカードは、「山田錦の館」でいただけます。
1991年に設置開始されたマンホールには「YOKAWA」の文字を中心に上に「空と六甲山」、下に「瀬戸内海に注ぐ美囊(みのう)川の水面を」が抽象的にデザインされています。
「三木市と合併した旧吉川(よかわ)町で設置されたマンホール蓋です。 抽象的なデザインは、上部に空と六甲山を、下部に瀬戸内海に注ぐ美囊(みのう)川の水面をイメージしています。 町名の背景には、日本一の酒米・山田錦の穂波が黄金色に光り輝く様子をデザインしています。 山田錦は、大正末期から県立農事試験場で行われた品種改良事業により、 昭和11年に酒米のエースとしてデビューしました。 緩やかな丘陵に囲まれ、肥沃な大地を有し、一日の気温差が大きい三木市吉川地区は、心白が大きく、大粒で光沢のある「山田錦」の産地として全国的に名声を馳せています。 ぜひ三木市を訪れてみて下さい。」
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