車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

八雲(やくも)社~他 in 兵庫県三木市久留美

2023年11月08日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

三木市久留美に鎮座される「八雲(やくも)神社」。『億計王(おけのみこ)(仁賢天皇)・弘計王(こけのみこ)(顕宗天皇)』『秀吉』ゆかりの宮として知られます。

御祭神は『八雲武大神(素戔嗚尊)・天忍穂耳命・天穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野橡樟日命(くまのくすびのみこと)・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命』

創立年は不詳「約千五百年ほど前、億計王(後の仁賢天皇)弘計王(後の顕宗天皇)がこの地にお忍びの際、久留美皇子ヶ谷の当神社に祈られたと伝えられる。古く久留美の庄の東北(うしとら)の方角の守護神(方除神)として祀られたとされる。延元二年(紀元一九九七年)に皇子ヶ谷より現在の地に遷座。天正六年、豊臣秀吉が三木城を攻むるに際し当社に祈り、落城後報賽のため五色の幣及び白旗を奉納し、御供田を寄進せられる。」公式HPより

境内入口の鳥居脇近くより神域を守護されるのは、岡崎型の狛犬さん一対。奉納年が不明なので確かなことはわかりませんが、昭和初期くらいでしょうか?

地域最長の参道

〆鳥居の先に、木の香も新しい拝殿。

本殿彫刻は立体的で非常に細かく、また脇障子の雉は、今にも鳴き出して飛び立たんばかり。場所的に足場が悪く、片側からでしか画像に納められなかったのがとても残念です。

手水舎は檜皮葺で井戸が併設された立派なもの。拝殿の新しさから考えると、本来は拝殿も檜皮葺だったのではないかと・・・・想像です。

参拝日:2010年5月4日

 


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2 コメント

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億計王と弘計王 (まっち)
2023-11-09 13:02:41
と言えば古事記でも有名な流浪の兄弟。
父を雄略天皇(かの有名なワカタケル)に誅殺され、追っ手を逃れて使役階級に身を落として隠れ潜んだという逸話は存じていますが、それが当地だったとは。
社はもとは皇子ヶ谷にあったとありますが地名からしてそここそが二人の王が隠れ潜んだ場所だったんでしょう。
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雄略天皇と云えば (tibineko)
2023-11-09 15:39:55
強大な権力をもった専制的君主であったと、歴史に名を残していますね。

兵庫県の一帯は、いわゆる「都」からそれほど遠くなく
それでいて山あり谷ありの地形が多く
隠れ潜むには好都合の地が多かったのでしょう。
「皇子ヶ谷」の名が何時ごろからあったのか不明ですが、
土地の名が伝えてくれる歴史もまた興味深いです。
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