車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

筑摩(つかま)神社 in 長野県松本市筑摩

2022年07月25日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

松本市筑摩に鎮座される「筑摩(つかま)神社」。御祭神は『息長帯比売命(神功皇后)、誉田別命(応神天皇)(以上八幡神)、多紀利比売命、狭依比売命、多岐津比売命(以上宗像三女神)』

「信濃国司時代の総社にして、足利時代には信濃守護職小笠原氏の祖神として崇敬せられる。延暦年間、坂上田村麿、信州反賊征討の時、この地に駐軍し賊兵討平の後、賊魁八面大王の首を境内に葬る(境内に鬼塚あり)其の際神徳を感じ当社本殿を改築せられしと云う。永享八年、兵燹に罹り社殿灰燼に帰すも永享十一年に再建。慶長十五年、松本城主石川光長の臣吉田清兵衛の名により拝殿を建築。維新前は八幡宮と称したが、明治八年県社に列すると同時に筑摩神社と改称。」長野神社庁HPより

2010年の参拝画像。薄闇の中に浮かび上がる三間社流造、檜皮葺の本殿。松本地方最古の建造物であり、昭和5年(1930)5月23日に国重要文化財に指定されています。

二の鳥居は鮮やかな朱塗りの両部鳥居

鳥居前左右より神域を守護されるのは、一段とゴージャスな鬣の松本型の狛犬さん一対。

「石工:田近勝之助(二代目)、正一(三代目)・製作年月:昭和5年 長野県宝の指定を受けている筑摩神社拝殿を背に参拝者を迎える大きな狛犬。他の松本式狛犬とは、大きさや首の下にまで伸びるたてがみなど多くの違いが見受けられる。」田近石材本店HPより

二の鳥居を潜り参道真っ直ぐに、銅板葺・切妻(平入)の神門

緩やかな曲線の檜皮葺き屋根を持つ入り母屋造りの拝殿は、慶長15年(1610)に松本藩主:石川氏によって造営されたもので、長野県宝の指定。

前回の参拝では時間が遅すぎて境内の其処かしこをゆっくり見学する事も出来ず、慌ただしい参拝で終わってしまいましたが、今回は思う存分に美しい境内を拝見させて頂けました。

境内の左手には松本市指定重要文化財で「鳴らずの鐘」と呼ばれる梵鐘があります。もとは筑摩神社別当寺の梵鐘で、永正十一年(1514)小笠原長棟が寄進した旨の陰刻があります。

境内の歌碑、裏面に「正親町三條〇〇 親萬延元庚申」の刻が有るのですが碑文は達筆すぎて・・・😥

筑摩神社の西側に祀られる「飯塚」は「鬼塚」とも呼ばれ、八面大王の首を埋めた場所と云われています。

最期の画像は「縣社 筑摩神社」の社号標の横にあった小さなお社。境外摂社なのか、それともお旅所なのか・・不明。

「日露戦役 大捷紀念碑」

参拝日:2010年10月16日&2016年4月21日

 


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