熱海市下多賀に鎮座される「下多賀(しもたが)神社」。御祭神は『伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)』。
由緒【慶長年代(1596~1614)以前は「中村大明神」と称し、延宝7年(1679)に「松尾大明神」と改称。明治6年に現在名に改称しました。多賀村の総鎮守として、末社の数も四十数社あり、近隣の崇敬を集めた由緒深い神社である。】
石段上左右より神域を守護されるのは、むっちりと愛らしい江戸尾下がり狛犬さん一対。「安政四年(1857)五月吉日」の刻。
耳の下から胸に向かって流れるたてがみ。背中に流れる毛先の華麗さと卯綺麗にカールされた付け根あたり・・こういう「良い」狛犬さんに逢えると雨も苦にならない。・・あ、でも写真は撮り難い(-"-)
「境内社・龍神社」。
「龍神社」の横には並ぶ石仏・板碑。これもやはり神仏習合の名残なのでしょうか? すっかり苔むしてしまったそのお姿には、過ぎ去ってきたはずの永い歴史が刻み込まれているようで、何も考えず自然と手が合わさります。
参拝日:2011年11月11日
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