車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

和霊(われい)神社 in 愛媛県宇和島市

2021年01月16日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛媛県

宇和島市和霊町、鎌江城跡に鎮座される「和霊(われい)神社」。御祭神は、宇和島藩家老『山家清兵衛公頼公(やんべせいべえきんよりこう)』

由緒「宇和島伊達家初代藩主秀宗の家老で、総奉行として政務を担当していた山家清兵衛公を祀る神社。伊達政宗の信頼も厚く、領民にも生き神と称される公であったが、その手腕を疎ましく思う反対派の兇刃に倒れ無念の死を遂げた。 その後藩主藩民その功績を偲び、公の御霊を和める為に建立された。」愛媛県神社庁より

随身門を潜り石段参道を登った先にて神域を守護されるのは、文化13年(1816)春建立の、大きな玉を抱いた広島型の狛犬さん一対。真正面から見た阿形さんの鼻が・・・・いや、狛犬さんのことは言えませんが😅  吽形さん・・そんなにシゲシゲと見るのは失礼ですよ!

拝殿前より神域を守護されるのは、昭和36年(1961)12月建立のブロンズ製護国型狛犬さん一対。怨霊と恐れられ、神となられた方が鎮まる社をしっかりと守っておいでです。

「境内社:竈(かまど)神社」、御祭神は『火産靈命(カグツチのみこと)』と思われます。

拝殿前より神域を守護されるのは、かなりの年代を経たと思われる狛犬さん一対。失われた四肢が災害に寄るものなのかどうか・・痛ましくはありますが、阿吽ともに、そんな些細なことなど気にしている暇はないといった風情が、この上なく頼もしく思えます。

「竈神社」の右手に鎮座される「境内社:三島神社」。御祭神は『大山祇命』と思われます。

拝殿脇より神域を守護されるのは文政7年(1824)8月吉日建立の狛犬さん一対。他の狛犬さんたちと比べるとかなり童顔に見えますが、だからって吽形さん・・そんなに驚かなくても😅

境内一杯に枝を広げる御神木「大銀杏」。無念の死を遂げた後も領民から慕われたと言う御祭神の姿を写しているようです。

神社の絵馬には、日本一の大鳥居や拝殿などと共に、和霊大祭の様子が描かれています。拝殿に奉納されていた「牛鬼」の頭は、この「うわじま牛鬼まつり」で使われたものでしょう。

境内の一隅に、どういう繋がりがあるのか、「坂本竜馬脱藩 百四十年記念」碑があります。調べてみると、坂本龍馬の4代前の先祖が屋敷神として「和霊神社」を勧請しているんですね。としても、やはりこの碑は、某大河への便乗感がぬぐえない気がするのですが😅
高知で散々目にした竜馬脱藩、まさかまたここでお目にかかろうとは、予想外でした。

今回参拝した「和霊神社」ですが、実はとても中途半端な参拝に終わってしまいました。ご亭主殿の大好きな狛犬さんも、全て見て廻れなかったし、急いだので画像の確認を怠ったことが如実に表れています。
理由は色々有ったのですが、それでも今振り返ると「残念だな」という想いがぬぐいきれません。距離的にもコース的にも決して近くは無い「宇和島市」・・再訪が叶うかどうかも定かではありません。

参拝日:2013年3月25日


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