岩国市横山、吉香公園内に鎮座される「白山比咩(しらやまひめ)神社」。御祭神は『菊理媛命(きくりひめのみこと)・小白山比咩命(こしらやまひめのみこと)・ 大己貴命(おおむなちのみこと)』。
由緒「本神社の創立年月日は不詳と雖も、旧記に正一位 白山大権現社は清和天皇の御宇、貞観十八年(876)に加賀国 (石川県白山神社)の分霊を勧請、永興寺(ようこうじ)伝記によれば、もとは永興寺の鎮守社であったと伝え、元慶八年(884)に社殿の建立とある。慶長年間(1590~)吉川廣家公、雲州富田の庄より當地に移封されてより封内の鎮守と仰ぎ吉川家歴世の産土神として崇敬せらる。」
一の鳥居左右より神域を守護されるのは、招魂社系の狛犬さん一対。見た感じからして新しい時代の奉納と思われます。
石段参道の先に、四脚門の楼門
楼門向拝には、後で嵌めこまれたと思われる「龍の彫刻」
楼門屋根から境内を見おろす飾り瓦の獅子・・と断定して良いのか迷う風貌。剥きだしたギョロ目。羽のように広げた耳、いやそれともあれは角かしら?
楼門の奥、〆柱の向こうには、2004年の火災により全焼し、翌2005年に再建された拝殿。
同じく2005年再建の御本殿。
境内の一画に鎮座される「錦川水神社」、御祭神は『弥都波能売神(みづはのめのかみ)』〆柱には「揁謝水恩」「恭仰神徳」の刻。
境内由緒「岩国市を貫流する錦川は古代より優れた水質と豊富な水量によって近代産業誘致の原動力となり一面天下の奇橋錦帯橋によって観光面に於いても岩国市今 日の繁栄をもたらしたものであるが近来世情一般に動もすれば此の偉大な水恩に対する感謝の念薄れつつ有るを愁へ岩国市観光協会会長坂井正夫氏が発起して神社を建立して永々錦川の守護神として崇め水恩に感謝すると共に岩国市永遠の発展を祈念すべし昭和四十九年十一月十日竣工せしものにて偶々前年第六十回伊勢神宮式年御遷宮に際会し神宮の古材の一部の御分譲を得て当白山比咩神社境内に建立せしもので有ります。」
「御霊神社」、御祭神『鎌倉権五郎命』。平安時代後期に活躍した桓武平氏の流れをくむ武将。16歳で源義家に従って「後三年の役」に出陣した人物です。
境内の一画に建立されていた古い碑。せめて側に案内とかあれば良いのに。
御本殿の縁から私たちを見送ってくれた綺麗な白猫さん。この人懐こさや毛並みの綺麗さ。おそらく宮司様が見守っておられるのでしょう🙏、感謝を込めて気持ちを納めさせて頂きました。
参拝日:2013年4月20日&2015年11月19日
おはようございます!
明日からは連休。
今日も一日頑張っていきましょう👍
毎日がお休みで
毎日が仕事日のような年齢です^^;
本日は、降りしきる雨の中
紫陽花の植え替えをしました
招魂社系の狛犬さん
境内を見おろす飾り瓦の獅子
綺麗な白猫さん
3枚の写真に見惚れました。荒む私の心を、丸くしてくれる映像でした。
正直心を蝕まれること思います
ただ・・そうせざるを得なかった時代背景を思うと
何ともやりきれない思いです。
これからしばらく続く岩国市の景色が
少しでもホッと息継ぎできるものであればと願います。