微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

特養申込みにあたっては

2024-07-25 10:49:07 | 
これは金沢市内の事情ですが他県でも同様かなと思います
人手不足により施設の規模縮小や閉鎖が相次いています
また金沢市にかぎっては能登半島地震の影響もあり満床が続いています
従って要介護認定調査で要介護3以上の見込みがある場合は早めの申込みをしておくと良いでしょう
それも一つだけではなくいくつかを申込んでおくと良いかと思います
ただし特養に限っていえば緊急性や必要性(どうしても特養でなければ難しい方)を優先されます。
介護の現場崩壊はもうすでに始まっています。
日本人のための養成校への入学者もジリ貧、従事者の平均年齢も高齢化しており(平均年齢は50歳超え)ケアマネジャーの平均年齢は54歳となっています。需要に供給が全く追いついていない現状です。手のかかる方の受け入れ自体が難しくなってくるかもしれません。もうすでに例えば認知症の周辺症状が強い方は引き受け施設がなかなか見つからない現状です。国は強い精神薬で症状を抑えて行動を制限することは拘束や虐待に当たると明記していますが、認知症の周辺症状の強い方は受け入れ施設自体がない現状でどうするのでしょうか。徘徊をそのままにしていれば転倒骨折となり施設の責任が問われるのなら施設としてはそのようなリスクをおかしてまで引き受けはしなくなるでしょう。なんか話がズレてきましたが要介護3以上が見込まれるなら特養への申込みは早めにそして複数申し込むのが得策です

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