微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

ケアマネ不足

2024-08-11 14:47:15 | 介護
ケアマネジャー不足と言われて久しくケアマネジャーの平均年齢は54歳で60代のケアマネはざらで70歳を過ぎても現役でケアマネを続けている人も増えています。
ケアマネジャーはその人にあった介護を計画していく専門職です
私は施設ケアマネですので施設内で介護職、看護職、管理栄養士や嘱託医とともにその方が特養で暮らして行くにあたってどのようなサービスを提供すればその人らしく生きれるかを検討してプランニングしていきます。特養の目的として自立支援がありますあります。
それぞれの専門職の意見を元に少しでも自分でできることを増やせるようにとプランしていきます。
例えば入ってきた時は寝たきりで日常生活全てに置いて介助が必要な方でも何かご自身でできることはないかを観察していきできるを増やしていきます。お一人お一人に目標を設定して目標設定のためのサービスを計画していくのです。
なのでケアマネジャーは介護、栄養、医療、薬剤、福祉制度等の様々な知識が必要となってきます。そのための研修制度もありまたできるだけより良い介護を提供するために自主的にも様々なサイトに登録するとともにメーカーや専門職のためのオンライン研修に参加しています。おかげで人のケアにおける様々な知識を得ることができています。医療や介護における知識は日進月歩で進化しています。研修で得られた情報を多職種に伝えてより良いケアに繋げて行くのも私の仕事かなと思っています。このようにケアマネジャーは介護におけるその人にあったケアを提供するためのプランニングをするとともに的確なケアが行われているかを検証して多職種により良いケアの方法を提案したりその人の状態の変化に合わせたケアを提案もしていきます。行き当たりばったりのお世話ではなく、目標と目的を持って最期の時までその人らしく生きるを支援していくための計画と検証をするプロがケアマネジャーです。今の介護保険制度では無くてはならない職種なのですが不足しているのです
ケアマネジャー資格試験の難しさはもありますが求められるスキルに対しての対価が低いと言うこともあるかと思います。ケアマネジャーが探せないとより良いケアを受けることは困難にもなりそうです。介護職もそうですがケアマネジャー不足も介護難民増加の原因のひとつになりそうです


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