17歳以下の子どもの貧困率が16.3%、初めて全体の貧困率を上回った
今月・715、厚生労働省が公表した「国民生活基礎調査」で、「2012年の相対的貧困率が16.1%となり、過去最悪だった前回調査(2009年)の16.0%より0.1ポイント悪化したことや、17歳以下の子どもの貧困率は前回を0.6ポイント上回り16.3%に達し初めて全体の貧困率を上回ったこと、ひとり親家庭の貧困率が54.6%と前回を3.8%も上回ったこと」などが明らかになっている。
また、「」生活意識について、母子世帯の84.8%、子どものいる世帯の65.9%が『苦しい』と回答」している。
こうした過去最悪の調査結果を見ると、国民生活が深刻となっていること、そして深刻な貧困化をすすめるアベノミクスの正体を明確に示していると言えます。そして、次回調査では、より国民生活が深刻化が明確となることは想像に難くない。
とりわけて切ないのが、子どもたちの貧困化。「子どもはこの国の宝、そして未来」、私たち大人は明るい未来を子どもたちに提供する責任があると考える。それは、平和も含めてだ。
「敬愛され、安らかな生活が保障される」、老人福祉法第二条の精神はどこへ
先の厚労省の調査で、高齢者についてもその生活の深刻さが明らかとなっている。「65歳以上の高齢者が65歳以上を介護している世帯の割合は51.2%(13年)。調査開始の01年以降、初めて半分を超えている」と報じている。
まさに、「老老介護」の増加の実態が浮き彫りとなっている。老人福祉法第二条「老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」の精神は、私たちの暮らしの隅々にまで活かされているのだろうか。
岡山市長時代にご指導いただいた萩原美作市長と、懐かしい話で盛り上がる
一昨日・17日くは、美作市役所を訪れて萩原市長にお目にかからせていただいた。萩原市長には、岡山市長時代にずいぶんとご指導いただいた。まだ現役時代に、今映画「望郷の鐘」づくりに取り組んでいる山田火砂子監督との懐かしいエピソードなどで盛り上がったりもした。
スピード感を重視される萩原市長の市長就任後の様々な取り組みも聞かせていただき、当時を思い出したりもした。
美作市役所横の「いのうえ」、あさのあつこさんのサインが貼られている
美作市役所を訪れる前に、市役所横の「ベーカリー いのうえ」の喫茶コーナーで、コーヒーブレイク。このお店、パンが美味しいのに合わせて、あさのあつこさんが散歩途中に立ち寄られることでも知られている。
店内の壁には、あさのあつこさんのサイン入りバッテリーのポスターが貼られてもいる。あさのあつこさんのさらなるご活躍を祈念した。