2/10〜12の3連休で、JR東日本の「三連休東日本・函館パス」で北東北・函館へ行ってきた話の続きです。
2/11の朝は秋田からスタート。この日の最初の目的は男鹿線です。
男鹿線は、秋田から少し奥羽本線を北に行った、追分から男鹿までの26.6kmの非電化ローカル線です。全ての列車が秋田発着になっており、秋田への結びつきが強く、かつては平日朝に7両編成の客車列車も走っていたほど、通学需要が大きい路線でした。現在でも4両程度のキハ40系が走り、キハ40系の一部はロングシートになっています。
そんな男鹿線ですが、乗り入れ先の奥羽本線が交流電化されていることや、路線長が短いということから、栃木県の烏山線に次いで蓄電池電車を昨年から運行開始しました。今回の目当てはそれです。
蓄電池電車で往復するのもつまらないので、朝は1本早い列車で先に男鹿へ向かうこととしました。
701系。秋田の主力はこの形式。701系でも初期に投入された車両が多く、何気に25年選手になってしまった。あと5年もすれば置きかえが始まるだろうか?
男鹿線カラーのキハ40形。緑色の帯を青色にすると五能線色
キハ40 575の車内。車端部ロングシートのセミクロスシート車。ベンチレータが残り、一方で冷房も搭載している
秋田総合車両センターを車内から見る。415系1500番台は扉を外されて解体前のように見えた。懐かしき583系中間車、キハ58系らしい姿も見える
奥羽本線内は雪の風景
八郎川橋梁を渡る。八郎潟から流れる馬場目川にかかる長い橋梁
雪原と森を抜ける
男鹿駅に到着
元々男鹿線は船川港と秋田を結ぶための貨物輸送向けに作られた路線であった。現在はこの先の船川港駅も廃止され、貨物列車も廃止されたが、広い男鹿駅構内はかつて貨物列車が発着していたことを偲ばせる
こちらがEV-E801系充電用架線。烏山線烏山駅にあるものとほぼ同じである
男鹿駅の駅舎と駅舎内。この時間はあまり人もいなかった。なお、男鹿駅は今後駅舎の移転(現在の線路終端側)と駅周辺整備が予定されており、この姿を見るのも今回が最後だろう
駅前にはホテルがあるが、およそ営業しているようには見えなかったが・・・・
ふらふらと時間つぶしに歩いていると歴史のありそうな建物があった。かつては旅館であったようだ
きれいに塗られている郵便ポスト
駅から少し離れたディスカウントスーパー「ドジャース男鹿店」で購入した、たけや製パンの「アベックトースト」と「ミルクボール」。たけや製パンは、秋田ローカルな製パン会社で、山崎製パンと業務提携している。秋田でパンと言えばたけや製パンである
さて、男鹿駅周辺で時間を潰した後、後続の列車EV-E801系「ACCUM」で秋田へ戻ります。
男鹿駅に戻ってきたところ、駅が大混雑していて驚きました。こんなに混んでいる男鹿駅は初めて。やはり、「ACCUM」の記念乗車目的でしょうか。
混雑する男鹿駅
EV-E801系「ACCUM」。見てわかるが、車体の鋼体はJR九州のBEC819系「DENCHA」がベースである(もっと辿れば817系であるが)
左がベースになったBEC819系、右がEV-E801系。EV-E801系は降雪地での運行ということで、前照灯・尾灯を車体上部へ移動、スノープラウの装備が目立つ。また電気連結器未装備(これは将来の増備で変わるかも知れないが)という差異がある
赤色と青色の2両。モハとかクハという表記が無いが、EV-E800形がクハ、EV-E801形がクモハにあたる
車内の様子。混雑しているので座れず、立ったまま秋田まで移動した。車内もBEC819系の構造がベースになっており、JR九州式運転室(815系、817系、BEC819系で採用している物)を秋田で見られるとは思わなかった
車内には、EV-E301系同様に走行・充電の状態を提示する液晶モニタがあった
秋田駅に戻ってきました
ふと見ると、HB-E300形が・・・
HB-E300形「リゾートあすなろ」。この後予定されていた男鹿線の臨時列車運転のために、試運転に入っていたようです
反対側のホームから見たEV-E801系。来年には増備されるでしょう。キハ40形とセットで見られるのは今年度一杯かも知れません
この後は、奥羽本線を走り、さらに津軽線へ入ります。
以下、次回。
2/11の朝は秋田からスタート。この日の最初の目的は男鹿線です。
男鹿線は、秋田から少し奥羽本線を北に行った、追分から男鹿までの26.6kmの非電化ローカル線です。全ての列車が秋田発着になっており、秋田への結びつきが強く、かつては平日朝に7両編成の客車列車も走っていたほど、通学需要が大きい路線でした。現在でも4両程度のキハ40系が走り、キハ40系の一部はロングシートになっています。
そんな男鹿線ですが、乗り入れ先の奥羽本線が交流電化されていることや、路線長が短いということから、栃木県の烏山線に次いで蓄電池電車を昨年から運行開始しました。今回の目当てはそれです。
蓄電池電車で往復するのもつまらないので、朝は1本早い列車で先に男鹿へ向かうこととしました。
701系。秋田の主力はこの形式。701系でも初期に投入された車両が多く、何気に25年選手になってしまった。あと5年もすれば置きかえが始まるだろうか?
男鹿線カラーのキハ40形。緑色の帯を青色にすると五能線色
キハ40 575の車内。車端部ロングシートのセミクロスシート車。ベンチレータが残り、一方で冷房も搭載している
秋田総合車両センターを車内から見る。415系1500番台は扉を外されて解体前のように見えた。懐かしき583系中間車、キハ58系らしい姿も見える
奥羽本線内は雪の風景
八郎川橋梁を渡る。八郎潟から流れる馬場目川にかかる長い橋梁
雪原と森を抜ける
男鹿駅に到着
元々男鹿線は船川港と秋田を結ぶための貨物輸送向けに作られた路線であった。現在はこの先の船川港駅も廃止され、貨物列車も廃止されたが、広い男鹿駅構内はかつて貨物列車が発着していたことを偲ばせる
こちらがEV-E801系充電用架線。烏山線烏山駅にあるものとほぼ同じである
男鹿駅の駅舎と駅舎内。この時間はあまり人もいなかった。なお、男鹿駅は今後駅舎の移転(現在の線路終端側)と駅周辺整備が予定されており、この姿を見るのも今回が最後だろう
駅前にはホテルがあるが、およそ営業しているようには見えなかったが・・・・
ふらふらと時間つぶしに歩いていると歴史のありそうな建物があった。かつては旅館であったようだ
きれいに塗られている郵便ポスト
駅から少し離れたディスカウントスーパー「ドジャース男鹿店」で購入した、たけや製パンの「アベックトースト」と「ミルクボール」。たけや製パンは、秋田ローカルな製パン会社で、山崎製パンと業務提携している。秋田でパンと言えばたけや製パンである
さて、男鹿駅周辺で時間を潰した後、後続の列車EV-E801系「ACCUM」で秋田へ戻ります。
男鹿駅に戻ってきたところ、駅が大混雑していて驚きました。こんなに混んでいる男鹿駅は初めて。やはり、「ACCUM」の記念乗車目的でしょうか。
混雑する男鹿駅
EV-E801系「ACCUM」。見てわかるが、車体の鋼体はJR九州のBEC819系「DENCHA」がベースである(もっと辿れば817系であるが)
左がベースになったBEC819系、右がEV-E801系。EV-E801系は降雪地での運行ということで、前照灯・尾灯を車体上部へ移動、スノープラウの装備が目立つ。また電気連結器未装備(これは将来の増備で変わるかも知れないが)という差異がある
赤色と青色の2両。モハとかクハという表記が無いが、EV-E800形がクハ、EV-E801形がクモハにあたる
車内の様子。混雑しているので座れず、立ったまま秋田まで移動した。車内もBEC819系の構造がベースになっており、JR九州式運転室(815系、817系、BEC819系で採用している物)を秋田で見られるとは思わなかった
車内には、EV-E301系同様に走行・充電の状態を提示する液晶モニタがあった
秋田駅に戻ってきました
ふと見ると、HB-E300形が・・・
HB-E300形「リゾートあすなろ」。この後予定されていた男鹿線の臨時列車運転のために、試運転に入っていたようです
反対側のホームから見たEV-E801系。来年には増備されるでしょう。キハ40形とセットで見られるのは今年度一杯かも知れません
この後は、奥羽本線を走り、さらに津軽線へ入ります。
以下、次回。