12月7-9日で行ってきた北海道往復旅行の続きです。
12月7日の夕方に発生した、東北地方を中心とした強い地震の影響で、上野駅出発が1時間近く遅れた「北斗星」。この遅れのおかげで、食堂車での夕食(パブタイム)にありつけ損ね、同行の光画部副部長親子のB寝台2人用個室(デュエット)に集まり、4人でお弁当に作って貰ったカレーライスを食べました。
その後しばらく話はをしたり飲んだりして(私は下戸なのでお茶ですけど)、22時頃には自分のB寝台へ引き上げました。
B寝台のベッドに戻って、眠ろうと寝っ転がったのは郡山の手前くらいだったでしょうか。少し寝てすぐに目が覚めて、8日の午前1時半くらいになっていましたけど、場所は依然福島でした。この時点で2時間近い遅れでした。しかも列車がさっぱり動く様子がない。もしかして抑止かなと思いiPhoneでJR東日本の列車運行情報を確認すると、やっぱり白石~仙台で抑止がかかっていました。これはもう、あきらめようと思い再度就寝。福島を動き出す前には寝たと思うんですが、朝5時頃起きた時はまだ岩手県内でした。
「北斗星」の朝食時間は午前6時30分から。この時間は本来函館駅に到着する間際です。この時間に合わせ、午前6時過ぎに半室ロビーカーに4人で集まったんですが、この時点でも場所は八戸の手前でした。ざっと時間を計算してみたところ、3時間程度の遅れで、実際に車内放送が入った時は2時間50分の遅れとの説明でした。やはり福島での抑止が響いたようです。
さて、昨夜の食堂車を利用し損ねた我々としては、なんとしても食堂車を味わいたい。そこで食堂車営業時間よりも早くロビーカーに集まり、営業開始の放送が入ると一番に食堂車へ入りました。
朝食は和食または洋食で、料金は1,600円。普通のビジネスホテルでの朝食の倍以上の高さですが、「北斗星」の食堂車は以前からこんな物です。正直言って、「記念」で食べるという感じですね。まだ外が暗い中、本来なら大沼公園とか噴火湾を見ながら食べるはずの朝食を、むつ湾や青森駅構内を見ながら食べることになりました。青森駅は機関車付け替えのための運転停車のため、外には出られませんけど。
朝食のメニュー
もちろん光画部部長の「ぼのぼの」も同席(部長なので、一番偉い)
こちらは食堂車で販売しているお土産、グッズ等
洋食を選んだ私のところには、ナイフ・フォークとゼリーなどがまず用意される
私の前に座っているのは光画部副部長親子。彼らは「北斗星」の食堂車初体験。私は2回目ですけど(前回は夕食だけだったので、朝食は初めて)
サラダとかヨーグルトも用意された。でも撮影するために食べ始めるのは我慢
お先に和食の光画部副部長の方が届いた。和食はこれらと食後のコーヒーもしくは紅茶
洋食メニューも揃った。ハムは肉厚に切られていました。美味しかったです
食後のコーヒー
「グランシャリオ」入り口の扉
車両はスシ24 504。でもメニューに「スシ」は無いのですよ・・・スは重量が37.5t以上~42.5t未満の客車であること、シは食堂車であることを示す
青森駅到着。485系3000番台の姿が見える
朝食後、しばらくはやることもないので、B寝台に戻って風景を見たり、4人で話をしたりして過ごしました。やがて青函トンネルを越え北海道へ上陸。函館に到着すると、機関車を再度付け替えです。上野-青森はEF510形500番台、青森ー函館はED79形、函館ー札幌はDD51形重連牽引となります。
暇な時間中、1号車も見る。1号車はB寝台でもコンパートメントになっていて、写真の様に扉が付いている。4人グループ客向け
1号車の先頭部の窓から、前にいるED79形のヘッドマークを撮影
函館に到着。いつの間にかシングルアームパンタ化されたED79形電気機関車ともお別れ
ED79と24系25形客車の連結を解除
24系25形客車。1号車は再度最後尾となり、札幌へ向かう
函館駅の駅名標
函館運転所に停車中のキハ183系の姿
寒波による降雪で、函館は雪が積もっている(青森からずっと積もっているけど)
先頭はすでにDD51形の重連に変わっていた。ちなみに、ホームからあふれているので、先頭の撮影はホーム上では出来ません
キハ281系や、スラントノーズのキハ183系の姿も。スラントノーズは「北斗」運用は無いので、団臨用だろう
函館を発車したのは9:41頃。定刻より3時間近い遅れですので、実は五稜郭に先に停車しておき、札幌へ急ぐお客向けには「北斗5号」への乗り継ぎが行われました。ただ、12/8のこの日は「北斗5号」の指定席は満席だったようですので、自由席でも座れなかったかも知れないですが。
我々は今更急いでも仕方ないので、このまま「北斗星」に乗車し続けることにしました。元々は、長万部で降りて、長万部から山線経由(函館本線経由)で小樽へ行き、小樽で博物館の保存車両を見にへ行く予定でした。しかし、この遅れでは小樽についても夕方になってしまうので、方針を変更して「北斗星」でそのまま札幌へ向かうことにしました。
函館駅を発車し、キハ40形の姿が見える
五稜郭で1両だけ保存・留置されているキハ56形
七飯を過ぎて、大沼短絡線に入ると、渡島大野付近での新幹線工事の様子が見えた
大沼公園にさしかかる
小沼は完全に凍っていた
静かな小沼
凍った沼の湖面には雪が積もっていた
車内販売でサンドイッチが売っていたので買ってみる
中身はごく普通。ちょっとパンがぱさついてた。実はキウイにアレルギーがあるので、キウイは光画部副部長にお願いしました
アイスクリームも買ってみる。美味しかった
長万部へ到着。キハ40形の他に、キハ150形の姿も。ここから先は道央に近づく
本来なら、ここからキハ150形かキハ40形に乗って、山線を行くはずだったが、今回はあきらめ
出発時点よりも遅れの拡大した「北斗星」。まだまだ遅れは広がります。以下、次回。
12月7日の夕方に発生した、東北地方を中心とした強い地震の影響で、上野駅出発が1時間近く遅れた「北斗星」。この遅れのおかげで、食堂車での夕食(パブタイム)にありつけ損ね、同行の光画部副部長親子のB寝台2人用個室(デュエット)に集まり、4人でお弁当に作って貰ったカレーライスを食べました。
その後しばらく話はをしたり飲んだりして(私は下戸なのでお茶ですけど)、22時頃には自分のB寝台へ引き上げました。
B寝台のベッドに戻って、眠ろうと寝っ転がったのは郡山の手前くらいだったでしょうか。少し寝てすぐに目が覚めて、8日の午前1時半くらいになっていましたけど、場所は依然福島でした。この時点で2時間近い遅れでした。しかも列車がさっぱり動く様子がない。もしかして抑止かなと思いiPhoneでJR東日本の列車運行情報を確認すると、やっぱり白石~仙台で抑止がかかっていました。これはもう、あきらめようと思い再度就寝。福島を動き出す前には寝たと思うんですが、朝5時頃起きた時はまだ岩手県内でした。
「北斗星」の朝食時間は午前6時30分から。この時間は本来函館駅に到着する間際です。この時間に合わせ、午前6時過ぎに半室ロビーカーに4人で集まったんですが、この時点でも場所は八戸の手前でした。ざっと時間を計算してみたところ、3時間程度の遅れで、実際に車内放送が入った時は2時間50分の遅れとの説明でした。やはり福島での抑止が響いたようです。
さて、昨夜の食堂車を利用し損ねた我々としては、なんとしても食堂車を味わいたい。そこで食堂車営業時間よりも早くロビーカーに集まり、営業開始の放送が入ると一番に食堂車へ入りました。
朝食は和食または洋食で、料金は1,600円。普通のビジネスホテルでの朝食の倍以上の高さですが、「北斗星」の食堂車は以前からこんな物です。正直言って、「記念」で食べるという感じですね。まだ外が暗い中、本来なら大沼公園とか噴火湾を見ながら食べるはずの朝食を、むつ湾や青森駅構内を見ながら食べることになりました。青森駅は機関車付け替えのための運転停車のため、外には出られませんけど。
朝食のメニュー
もちろん光画部部長の「ぼのぼの」も同席(部長なので、一番偉い)
こちらは食堂車で販売しているお土産、グッズ等
洋食を選んだ私のところには、ナイフ・フォークとゼリーなどがまず用意される
私の前に座っているのは光画部副部長親子。彼らは「北斗星」の食堂車初体験。私は2回目ですけど(前回は夕食だけだったので、朝食は初めて)
サラダとかヨーグルトも用意された。でも撮影するために食べ始めるのは我慢
お先に和食の光画部副部長の方が届いた。和食はこれらと食後のコーヒーもしくは紅茶
洋食メニューも揃った。ハムは肉厚に切られていました。美味しかったです
食後のコーヒー
「グランシャリオ」入り口の扉
車両はスシ24 504。でもメニューに「スシ」は無いのですよ・・・スは重量が37.5t以上~42.5t未満の客車であること、シは食堂車であることを示す
青森駅到着。485系3000番台の姿が見える
朝食後、しばらくはやることもないので、B寝台に戻って風景を見たり、4人で話をしたりして過ごしました。やがて青函トンネルを越え北海道へ上陸。函館に到着すると、機関車を再度付け替えです。上野-青森はEF510形500番台、青森ー函館はED79形、函館ー札幌はDD51形重連牽引となります。
暇な時間中、1号車も見る。1号車はB寝台でもコンパートメントになっていて、写真の様に扉が付いている。4人グループ客向け
1号車の先頭部の窓から、前にいるED79形のヘッドマークを撮影
函館に到着。いつの間にかシングルアームパンタ化されたED79形電気機関車ともお別れ
ED79と24系25形客車の連結を解除
24系25形客車。1号車は再度最後尾となり、札幌へ向かう
函館駅の駅名標
函館運転所に停車中のキハ183系の姿
寒波による降雪で、函館は雪が積もっている(青森からずっと積もっているけど)
先頭はすでにDD51形の重連に変わっていた。ちなみに、ホームからあふれているので、先頭の撮影はホーム上では出来ません
キハ281系や、スラントノーズのキハ183系の姿も。スラントノーズは「北斗」運用は無いので、団臨用だろう
函館を発車したのは9:41頃。定刻より3時間近い遅れですので、実は五稜郭に先に停車しておき、札幌へ急ぐお客向けには「北斗5号」への乗り継ぎが行われました。ただ、12/8のこの日は「北斗5号」の指定席は満席だったようですので、自由席でも座れなかったかも知れないですが。
我々は今更急いでも仕方ないので、このまま「北斗星」に乗車し続けることにしました。元々は、長万部で降りて、長万部から山線経由(函館本線経由)で小樽へ行き、小樽で博物館の保存車両を見にへ行く予定でした。しかし、この遅れでは小樽についても夕方になってしまうので、方針を変更して「北斗星」でそのまま札幌へ向かうことにしました。
函館駅を発車し、キハ40形の姿が見える
五稜郭で1両だけ保存・留置されているキハ56形
七飯を過ぎて、大沼短絡線に入ると、渡島大野付近での新幹線工事の様子が見えた
大沼公園にさしかかる
小沼は完全に凍っていた
静かな小沼
凍った沼の湖面には雪が積もっていた
車内販売でサンドイッチが売っていたので買ってみる
中身はごく普通。ちょっとパンがぱさついてた。実はキウイにアレルギーがあるので、キウイは光画部副部長にお願いしました
アイスクリームも買ってみる。美味しかった
長万部へ到着。キハ40形の他に、キハ150形の姿も。ここから先は道央に近づく
本来なら、ここからキハ150形かキハ40形に乗って、山線を行くはずだったが、今回はあきらめ
出発時点よりも遅れの拡大した「北斗星」。まだまだ遅れは広がります。以下、次回。