みやしたの気まぐれblog

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首都圏の鉄道網

2006-04-23 21:13:11 | 鉄道その他
土日の2日間は武蔵村山で仕事していた。

あいかわらず家の当たりから東京都西部は移動し辛い。
まず田園都市線で溝ノ口まで行き、立川までJR南武線で移動。
立川から多摩都市モノレール(写真)に乗って玉川上水まで移動。
玉川上水からはバスで病院まで行く。

東京の鉄道は、基本的に都心へ向かうように作られていて、
郊外での移動ルートが案外に少ない。
西側では中央線の南北、東側は総武線側から東北本線側までの間の移動ルートが限られてしまっている。

中央線から南に行くと、だいたい京王本線、京王相模原線、小田急多摩線、小田急小田原線、東急田園都市線、東急東横線、東海道本線、京急本線という順番に並ぶが、これらを突っ切るのは南武線と横浜線の2路線くらいしかなく、酷く不便だ。
一方中央線の北側は、西武新宿線、西武池袋線、東武東上線といった並びになるが、これを貫く路線は武蔵野線と八高線のみで、やはり不便だ。
こんなことだから、川崎市中部の我が家から東京西部の清瀬に至るのに、直行するのと渋谷/池袋を経由するのが大差なくなくなってしまう。

このようなことは東側の千葉方面でも言え、例えば千葉から大宮に出るには船橋から東武野田線が一応あるのだが、単線区間もある全列車各駅運転の為、南浦和まで武蔵野線で行って京浜東北線に乗り換えるか、都心の秋葉原に出て北上した方が早くなってしまう。つまり、三角形の1辺ではなく2辺を通った方が早くなるわけだ。

首都圏は鉄道網が発達し、都心に出るには路線数も多く非常に便利になっている。
しかし、各都市間で縦の移動を考えると、途端に便が悪くなり、場所によっては直線で移動しようとするより、都心を通った方が早くなってしまう。これが現在の都心集中の鉄道網の弱点だ。将来的に、この弱点を解消できるような鉄道網ができると便利なのだが。(さしあたって、多摩都市モノレールを町田方面と所沢方面に延長するとか、横浜市営地下鉄を新百合ヶ丘延長すると便利なんだが・・・・)
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