7/30-8/3に行ってきた九州旅行シリーズの続きです。
8/2の朝、鹿児島中央駅で列車撮影しながら時間を潰し、乗車予定だったキハ47形+キハ140形「指宿のたまて箱」が入線してきました。
この列車は九州新幹線の全線開業と同じく2011年の3月から運行されている観光特急列車です。元々九州新幹線の暫定開業時にキハ220形を改造した指定席車を連結した、快速「なのはなDX」が運行されていたのですが、予備車が無く、自由席車はキハ200系の一般車で、いまいち存在感に欠けていました。
そこでキハ47形2両を改造して登場した「指宿のたまて箱」は、登場と同時に人気列車となり、元々温泉地として知名度の高い指宿観光に一役買うことになりました。後に、「はやとの風」の車両であったキハ140形が共通予備車として改造され、塗装も「指宿のたまて箱」に合わせられました。今では、「はやとの風」よりも「指宿のたまて箱」の方が人気がある状態です。今回の訪問時も、金曜日の平日であったにもかかわらず、ほぼ満席の状態でした。
鹿児島中央駅に入線した、キハ47形+キハ140形「指宿のたまて箱」
海側が白、山側が黒と、左右非対称の塗装にしても珍しい白黒塗装です。もっとも左右非対称塗装を海と山で分けた元祖は伊豆急行2100系「リゾート21」でしょうね
入口のサボ。水戸岡列車共通の型式番号サボですね
側面にもたまて箱が描かれます
扉の辺りにはこんなのがあります。一見すると邪魔に思えるんですが、振動の大きいキハ47形は、元が一般形のために扉部分が広いため、意外に重宝します
1号車車内。海側に向かうシートと、山側の回転式リクライニングシートです
山側のシート。落ち着いた配色で、ゆったりしています
中央部は山側に本棚が設置。水戸岡車両らしいですね
本棚部のシートは座席番号が無く、共用になっています
1号車のサービスカウンター。トイレ向かいに設置されています
2号車の車内。シートモケットの色は異なりますが、1号車とほぼ同じ作り
2号車の車端部。座席が木材を多用した室内ながら、照明はLEDと今時な車両です
2号車山側のシート
2号車の運転台側は・・・
子供用座席に乳幼児用のサークルがあります
反対側はソファ
2号車の運転台側から車内を撮影
3号車へ入ります。こちらは「はやとの風」との共通予備車ということもあり、両側とも2列のシート。座席も「はやとの風」時代の形状ですが、シートモケットは交換されています
山側
海側
さらに海に向けた展望スペース。これは1号車、2号車には無いので、3号車のメリットです
山側はソファになっています
トイレ前はカウンターですが、増結車なので使用していません
トイレの壁や車内にあったイラスト
浦島太郎の歌。元々「指宿のたまて箱」は、薩摩半島の長崎鼻一帯に伝わる、浦島太郎伝説の玉手箱にちなんでつけられた列車名です。5番まであったんですねえ・・・・
1号車に戻って、カウンターに飾られている人形など
こんな「たまて箱」が置いてありました
開けてしまいました。うう・・・なんか白髪が一気に増えてよぼよぼじいさんに・・・なってませんが
さて、列車は定刻で鹿児島中央を発車。指宿までは1時間に満たない乗車時間ですが、途中停車駅は喜入のみ。
ただし、単線ですので行き違いのための運転停車はありました。
列車が発車し、桜島を見ながら都市部をまずは走ります
車内販売でプリンを購入。芋とゴマの味がする「さつま芋卵 黒ごまぷりん」でした
やがて海際になり、桜島を見ます
だんだん桜島は遠ざかりますが、海はきれいです
鹿児島湾の美しい海
2号車本棚のソファ部はやや広く、ここは座席指定席です。ちょっと微妙な席なので、切符を取る時に座席の構成で公式サイトを参照されると良いでしょう。最も、土日は取るのも大変な人気ですけどね
記念撮影用プレート
車内販売用カーゴも木製というのはこだわりでしょうねえ
記念乗車証とスタンプ
それにしても、天気が良くて本当に海がきれいです
沖合に見える小島は無人島だったかな。そろそろ指宿が近づいてきました
やがて列車は指宿へ到着。短いながらも楽しい時間を過ごしました。
それにしても本当に天気に恵まれてきれいな鹿児島湾でしたね。
指宿に到着。ミストがドア上の吹き出し装置から出される。ちなみに、運転台側の扉にはこれが無い
指宿駅に到着した「指宿のたまて箱」
キハ47形の普通列車がやってきた
一瞬のならび。停車位置の違いで、一般車はもう少し奥に停車したので
普通列車が行った後、「指宿のたまて箱」は折り返しで鹿児島中央へ向かう
指宿からはそのまま鹿児島中央へは戻らず、さらに先へ進みます。
以下、次回。
8/2の朝、鹿児島中央駅で列車撮影しながら時間を潰し、乗車予定だったキハ47形+キハ140形「指宿のたまて箱」が入線してきました。
この列車は九州新幹線の全線開業と同じく2011年の3月から運行されている観光特急列車です。元々九州新幹線の暫定開業時にキハ220形を改造した指定席車を連結した、快速「なのはなDX」が運行されていたのですが、予備車が無く、自由席車はキハ200系の一般車で、いまいち存在感に欠けていました。
そこでキハ47形2両を改造して登場した「指宿のたまて箱」は、登場と同時に人気列車となり、元々温泉地として知名度の高い指宿観光に一役買うことになりました。後に、「はやとの風」の車両であったキハ140形が共通予備車として改造され、塗装も「指宿のたまて箱」に合わせられました。今では、「はやとの風」よりも「指宿のたまて箱」の方が人気がある状態です。今回の訪問時も、金曜日の平日であったにもかかわらず、ほぼ満席の状態でした。
鹿児島中央駅に入線した、キハ47形+キハ140形「指宿のたまて箱」
海側が白、山側が黒と、左右非対称の塗装にしても珍しい白黒塗装です。もっとも左右非対称塗装を海と山で分けた元祖は伊豆急行2100系「リゾート21」でしょうね
入口のサボ。水戸岡列車共通の型式番号サボですね
側面にもたまて箱が描かれます
扉の辺りにはこんなのがあります。一見すると邪魔に思えるんですが、振動の大きいキハ47形は、元が一般形のために扉部分が広いため、意外に重宝します
1号車車内。海側に向かうシートと、山側の回転式リクライニングシートです
山側のシート。落ち着いた配色で、ゆったりしています
中央部は山側に本棚が設置。水戸岡車両らしいですね
本棚部のシートは座席番号が無く、共用になっています
1号車のサービスカウンター。トイレ向かいに設置されています
2号車の車内。シートモケットの色は異なりますが、1号車とほぼ同じ作り
2号車の車端部。座席が木材を多用した室内ながら、照明はLEDと今時な車両です
2号車山側のシート
2号車の運転台側は・・・
子供用座席に乳幼児用のサークルがあります
反対側はソファ
2号車の運転台側から車内を撮影
3号車へ入ります。こちらは「はやとの風」との共通予備車ということもあり、両側とも2列のシート。座席も「はやとの風」時代の形状ですが、シートモケットは交換されています
山側
海側
さらに海に向けた展望スペース。これは1号車、2号車には無いので、3号車のメリットです
山側はソファになっています
トイレ前はカウンターですが、増結車なので使用していません
トイレの壁や車内にあったイラスト
浦島太郎の歌。元々「指宿のたまて箱」は、薩摩半島の長崎鼻一帯に伝わる、浦島太郎伝説の玉手箱にちなんでつけられた列車名です。5番まであったんですねえ・・・・
1号車に戻って、カウンターに飾られている人形など
こんな「たまて箱」が置いてありました
開けてしまいました。うう・・・なんか白髪が一気に増えてよぼよぼじいさんに・・・なってませんが
さて、列車は定刻で鹿児島中央を発車。指宿までは1時間に満たない乗車時間ですが、途中停車駅は喜入のみ。
ただし、単線ですので行き違いのための運転停車はありました。
列車が発車し、桜島を見ながら都市部をまずは走ります
車内販売でプリンを購入。芋とゴマの味がする「さつま芋卵 黒ごまぷりん」でした
やがて海際になり、桜島を見ます
だんだん桜島は遠ざかりますが、海はきれいです
鹿児島湾の美しい海
2号車本棚のソファ部はやや広く、ここは座席指定席です。ちょっと微妙な席なので、切符を取る時に座席の構成で公式サイトを参照されると良いでしょう。最も、土日は取るのも大変な人気ですけどね
記念撮影用プレート
車内販売用カーゴも木製というのはこだわりでしょうねえ
記念乗車証とスタンプ
それにしても、天気が良くて本当に海がきれいです
沖合に見える小島は無人島だったかな。そろそろ指宿が近づいてきました
やがて列車は指宿へ到着。短いながらも楽しい時間を過ごしました。
それにしても本当に天気に恵まれてきれいな鹿児島湾でしたね。
指宿に到着。ミストがドア上の吹き出し装置から出される。ちなみに、運転台側の扉にはこれが無い
指宿駅に到着した「指宿のたまて箱」
キハ47形の普通列車がやってきた
一瞬のならび。停車位置の違いで、一般車はもう少し奥に停車したので
普通列車が行った後、「指宿のたまて箱」は折り返しで鹿児島中央へ向かう
指宿からはそのまま鹿児島中央へは戻らず、さらに先へ進みます。
以下、次回。
新幹線“命”のJR東海ではとても考えられないです。飯田線のトロッコがせいぜいだったかもしれませんが、一度も乗ることなく終わってしまいました。
九州まではなかなか行かれないので、今考えているのは、京都嵐山からのトロッコにでも乗ろうかと…。
それにしても九州行きは、考えねば…、と思っています。
この3号車だけはいぶたまらしさがないので、ちょっと残念ですよね。
黒ごまプリンはいつも売り切れで買えたためしがありません。良いなぁ。
ほんとに、JR東海では考えられない車両になってます。
トロッコファミリーは良い列車でしたが、車内設備にこだわりは無かったですし、トレイン117も中途半端な作りでした。観光列車の作り方が分かっていない感じですよね。
嵐山のトロッコも良い列車ですが、観光シーズンは混雑しますので、早めに行って席を取られることをお勧めします。JR西日本管轄区域なら、みどりの窓口で切符が買えますが。後は旅行会社だよりですね。
>univ様
1号車本棚席は、JR九州の公式ページを見てもフリー席ですよ。
車内販売は1号車スタートなので、今回1号車に座っていたので、ぷりんを購入できました。
後は、列車も1号じゃないと、数が少ないのでしょうねえ。