8/20-21で大井川鐵道へ行ってきました。
すでに8/21の記事の中で書いたとおり、私にとって大井川鐵道井川線は日本全国の鉄道乗車へ最後の関門でした。
8/20の朝は一旦武蔵小杉から横須賀線で品川へ向かい、品川で新幹線「こだま」へ乗り換え。本当は新横浜から乗車しても良いのですが、今回はK谷さん親子と合流する関係で品川乗車になりました。当のK谷さん親子は、山手線のトラブルで品川合流予定から東京乗車に変更されたので、品川で新幹線に乗ってから合流という形になりましたけど。
武蔵小杉駅で。これは下りのE217系
品川駅での待ち時間、珍しいことに土曜に団臨が
やってきたのは700系
側面。おそらく、この日は夏の甲子園の決勝戦だったので、日大三高の応援列車だったのでは
乗車したのは700系3000番台。JTB時刻表の所定では300系の運用だったが、どうやら300系の廃車が進んで変わったらしい
静岡駅で東海道本線へ乗り換えて金谷へ。金谷からは目的の大井川鐵道へ乗り換えです。先に金谷に到着していた火事さんとも合流し、いつもの4人になりました。
今回は寸又峡に宿を取っていたので、「大井川鐵道フリーきっぷ」を購入したのですが、なんと「静岡県に泊まろう!半額キャンペーン」で通常6600円のきっぷが3300円に!これだと、金谷~千頭の往復だけでも元が取れてしまう計算です。大井川鐵道のホームページ上に確かに情報はあったんですけど、きっぷ購入時に駅員さんに言われるまで気が付いていなかったので、びっくり&ラッキーでした。
金谷からは予約しておいたSL急行「南アルプス号」へ乗車。このSLの指定席が1号車1ABCDだったんですけど、金谷駅の駅員さんが間違えて1ABを二重発行。手書きで指定券を発行していたため、こういうミスも起こるんですよね。幸い、こちらが予約状態だったので、後から間違えて発行されたご婦人2名は別の席に振り替えられたようでしたが。
大井川鐵道の金谷駅
金谷駅の時刻表。この日はSLが2本運転
金谷駅のホーム。終着駅の1面1線だけの駅だ
SL急行「南アルプス号」がE10形電気機関車にひかれて入線
1号車後方のテールマーク
大井川鐵道の本線用客車は大半が元国鉄の旧型客車。JRでは東日本と北海道、私鉄では他に津軽鉄道でしか見られなくなったが、大井川にはたっぷり残っている
オハ35形の車内
年期を感じさせるボックスシート。この車両はオハ35 435なので、戦前または戦時中製造のオハ35形だ
照明は蛍光灯に替えられている
車内に銘版があったが、日本車輌会社製造なのはわかるものの、製造年が書いていない。松任工場での改造は戦後の昭和28年
8/20のこの日は観光シーズンの土曜日で、SL急行は客車を7両も繋いでおり、SL1両での牽引が出来ないためにE10形が後方補機で付いていました。このおかげで、最後尾1号車の我々(しかも最後部席)はSL列車なのにひたすらにE10形の釣り掛けモーター音を聞くという妙な状況に。ちなみにE10形も昭和24年製の古豪電気機関車ですので、先頭のC11形が昭和15年製でしたし、昭和10~20年代に製造された車両ばかりという編成です。
列車は薄曇りの中を大井川に沿い、茶畑を見ながら千頭へ向けて走りました。
新金谷駅で。機関車は廃車されたE10 1ですね
列車は大井川を見ながら走りますが、この日は天気がいまいち
旧型客車なので、窓は開くんですけど、実は立て付け悪くてちゃんと閉じるのも難しかった。トンネルの旅に苦労したり・・・
大井川周辺のこの辺りのお茶は「川根茶」として静岡茶のブランドの1つになっています
車内で販売していた「どらやき」。ってこれは・・・
どう見ても「どらやき」というより「あんこバーガー」。これを「どらやき」と言うと、青色猫形ロボットがどう言うかなあ?味は確かに「どらやき」ですけど
途中駅で、元近鉄特急の16000系と交換。16000系は大井川鐵道の主力電車
千頭駅に到着し、ここで大井川鐵道の本線はおしまい。一応、小学生の時に家族旅行でここまでは来たことがありまして、大井川鉄道本線への乗車は20年振り以上でした。小学校何年の時だったかの記憶が無いですが、多分25年前後だと思います。
千頭駅のターンテーブル
千頭駅では最近西武鉄道から譲渡されたE31形電気機関車が3両並んでいた。横には元南海21001系電車
元南海高野線の21001系。同型は一畑電車にもいるが、大井川鐵道の車両は原色の塗装を維持し、車内も初期車の転換クロスシートを維持している
21001系と、廃車済みのE10形E10 3。横のSLはやはり保存車両で国鉄9600形
千頭駅の海抜は299.8m
乗車してきたSL急行は「南アルプス号」だが、面倒なのかもう1本の「かわね路号」のサボはそのまま
客車の中には青色塗装のものも。戦後製のスハフ43形だ
C11形の運転台をちょっと撮影させて貰った
千頭駅到着後、後方のE10形が連結解除され、C11 190はしばらくそのまま留置。おかげで撮影はしやすかったです
縦方向で。天気が悪くて、SLの黒が映えないのが残念
ホームの駅蕎麦でお昼ご飯。天ぷら山菜蕎麦。蕎麦が美味かった
千頭駅からは、いよいよ残る最後の未乗車区間、井川線へ乗り換えます。以下、次回。
すでに8/21の記事の中で書いたとおり、私にとって大井川鐵道井川線は日本全国の鉄道乗車へ最後の関門でした。
8/20の朝は一旦武蔵小杉から横須賀線で品川へ向かい、品川で新幹線「こだま」へ乗り換え。本当は新横浜から乗車しても良いのですが、今回はK谷さん親子と合流する関係で品川乗車になりました。当のK谷さん親子は、山手線のトラブルで品川合流予定から東京乗車に変更されたので、品川で新幹線に乗ってから合流という形になりましたけど。
武蔵小杉駅で。これは下りのE217系
品川駅での待ち時間、珍しいことに土曜に団臨が
やってきたのは700系
側面。おそらく、この日は夏の甲子園の決勝戦だったので、日大三高の応援列車だったのでは
乗車したのは700系3000番台。JTB時刻表の所定では300系の運用だったが、どうやら300系の廃車が進んで変わったらしい
静岡駅で東海道本線へ乗り換えて金谷へ。金谷からは目的の大井川鐵道へ乗り換えです。先に金谷に到着していた火事さんとも合流し、いつもの4人になりました。
今回は寸又峡に宿を取っていたので、「大井川鐵道フリーきっぷ」を購入したのですが、なんと「静岡県に泊まろう!半額キャンペーン」で通常6600円のきっぷが3300円に!これだと、金谷~千頭の往復だけでも元が取れてしまう計算です。大井川鐵道のホームページ上に確かに情報はあったんですけど、きっぷ購入時に駅員さんに言われるまで気が付いていなかったので、びっくり&ラッキーでした。
金谷からは予約しておいたSL急行「南アルプス号」へ乗車。このSLの指定席が1号車1ABCDだったんですけど、金谷駅の駅員さんが間違えて1ABを二重発行。手書きで指定券を発行していたため、こういうミスも起こるんですよね。幸い、こちらが予約状態だったので、後から間違えて発行されたご婦人2名は別の席に振り替えられたようでしたが。
大井川鐵道の金谷駅
金谷駅の時刻表。この日はSLが2本運転
金谷駅のホーム。終着駅の1面1線だけの駅だ
SL急行「南アルプス号」がE10形電気機関車にひかれて入線
1号車後方のテールマーク
大井川鐵道の本線用客車は大半が元国鉄の旧型客車。JRでは東日本と北海道、私鉄では他に津軽鉄道でしか見られなくなったが、大井川にはたっぷり残っている
オハ35形の車内
年期を感じさせるボックスシート。この車両はオハ35 435なので、戦前または戦時中製造のオハ35形だ
照明は蛍光灯に替えられている
車内に銘版があったが、日本車輌会社製造なのはわかるものの、製造年が書いていない。松任工場での改造は戦後の昭和28年
8/20のこの日は観光シーズンの土曜日で、SL急行は客車を7両も繋いでおり、SL1両での牽引が出来ないためにE10形が後方補機で付いていました。このおかげで、最後尾1号車の我々(しかも最後部席)はSL列車なのにひたすらにE10形の釣り掛けモーター音を聞くという妙な状況に。ちなみにE10形も昭和24年製の古豪電気機関車ですので、先頭のC11形が昭和15年製でしたし、昭和10~20年代に製造された車両ばかりという編成です。
列車は薄曇りの中を大井川に沿い、茶畑を見ながら千頭へ向けて走りました。
新金谷駅で。機関車は廃車されたE10 1ですね
列車は大井川を見ながら走りますが、この日は天気がいまいち
旧型客車なので、窓は開くんですけど、実は立て付け悪くてちゃんと閉じるのも難しかった。トンネルの旅に苦労したり・・・
大井川周辺のこの辺りのお茶は「川根茶」として静岡茶のブランドの1つになっています
車内で販売していた「どらやき」。ってこれは・・・
どう見ても「どらやき」というより「あんこバーガー」。これを「どらやき」と言うと、青色猫形ロボットがどう言うかなあ?味は確かに「どらやき」ですけど
途中駅で、元近鉄特急の16000系と交換。16000系は大井川鐵道の主力電車
千頭駅に到着し、ここで大井川鐵道の本線はおしまい。一応、小学生の時に家族旅行でここまでは来たことがありまして、大井川鉄道本線への乗車は20年振り以上でした。小学校何年の時だったかの記憶が無いですが、多分25年前後だと思います。
千頭駅のターンテーブル
千頭駅では最近西武鉄道から譲渡されたE31形電気機関車が3両並んでいた。横には元南海21001系電車
元南海高野線の21001系。同型は一畑電車にもいるが、大井川鐵道の車両は原色の塗装を維持し、車内も初期車の転換クロスシートを維持している
21001系と、廃車済みのE10形E10 3。横のSLはやはり保存車両で国鉄9600形
千頭駅の海抜は299.8m
乗車してきたSL急行は「南アルプス号」だが、面倒なのかもう1本の「かわね路号」のサボはそのまま
客車の中には青色塗装のものも。戦後製のスハフ43形だ
C11形の運転台をちょっと撮影させて貰った
千頭駅到着後、後方のE10形が連結解除され、C11 190はしばらくそのまま留置。おかげで撮影はしやすかったです
縦方向で。天気が悪くて、SLの黒が映えないのが残念
ホームの駅蕎麦でお昼ご飯。天ぷら山菜蕎麦。蕎麦が美味かった
千頭駅からは、いよいよ残る最後の未乗車区間、井川線へ乗り換えます。以下、次回。