甲子園観戦と関西私鉄旅行 その７

今回でシリーズ最終回です。5/1-2で徹夜の仕事を控えており、その関係で前日から記事を書いておいて投稿してます。

四条大宮駅で嵐電を降り、地下の阪急京都線へ乗り換えます。
阪急大宮だと特急電車が止まらないし、どのみち座れないので一旦終点の河原町へ。（フリーパス持ちなのでキセルではありません。念のため）
河原町で折り返しの特急を待っていると、阪急にしては珍しいラッピング車が。3/14に開業した摂津市駅の記念ラッピング車でした。
この電車は見送って次の特急で梅田へ戻りましたが、結局途中駅で目の前にご老人が何度か乗ってきて席を譲ったので、半分くらいは立っていましたかね。座るために戻ったのが半分意味なかったんですが、まあしょうがないでしょう。優先席に座っていた訳じゃないけどね。

阪急大宮駅から乗車した5300系

阪急にしては派手なラッピングの9300系

乗車した9300系の特急が河原町へ到着するところ

梅田に到着した後、新大阪での新幹線時間までまだ3時間近くあって、何をしようかと迷ったんですが、考えた末に私鉄ではなくJRの桜島線へ行くことに。「JRゆめ咲線」なんて愛称が最近は付いてますが、桜島線が正式名称です。
大阪から201系の大阪環状線で西九条へ移動し、西九条で「セサミストリート」ラッピングの103系に乗り換えました。そういや、中央本線の201系は今年の夏で完全引退ですけど（これのツアーに1つ応募したけど外れた・・・・）、大阪環状線は当面元気ですね。まだ103系ですら現役だし。

西九条で撮影した大阪環状線201系

西九条での待ち時間には281系「はるか」が通過した

西九条へ入線する桜島線103系「セサミストリート」ラッピング車

西九条の次は安治川口へ。ここはJR貨物の安治川口駅がありまして、ホーム上からその様子を見ることが出来ます。とは言え、この日は日曜日ですので操業はしていません。機関車もDE10形が1両あるくらいにしか見えなかったんですが・・・・よく見ると水色っぽいのが。いた、M250系です。

JR貨物の安治川口駅を桜島線ホームから見る

唯一まともに姿が見られたDE10形

ほんのわずかな隙間からM250系が見えた

列車撮影しながらホーム端まで行ったんですが、コンテナに阻まれてM250系がよく見えないので、一旦下車して駅のそばの踏切まで行きましたところ、最大望遠と拡大でなんとかM250系が写りました。
M250系はJR貨物初の貨物電車とも言うべき物で、専用サイズのコンテナで最高時速130km/h運転に対応しています。現在は佐川急便が完全に借り切っている状態で、東京貨物ターミナル～安治川口を特別貨物電車（貨物時刻表では特貨電と表記）として運行さています。

安治川口駅へ入線してくる103系

安治川口駅の西九条より踏切内より望遠撮影。さらに拡大したもの

この後は、103系の「パワーオブハリウッド」ラッピング車で終点の桜島まで行って折り返しました。そういや、4本のラッピング車の中でもこの電車に会うのは初めてですね。

103系「パワーオブハリウッド」ラッピング車

桜島駅の駅舎

新大阪へ戻ってからは新幹線に乗車して新横浜へ帰りました。
野球は敗戦で残念でしたが（今年早くも2敗目・・・・）、鉄道趣味的にはなかなか楽しい2日間でしたね。

おまけ

新大阪駅構内にある閉店した水了軒。張り紙は1枚が倒産による閉店のお知らせ、もう1枚が裁判所の通達文書