長いこと鉄道写真を撮っていると、そこそこうまくもなったようで、良い一眼レフで写真撮っているんだろうなと思われていることがあります。実際、フイルム時代は一眼レフ使っていたんですけど、ここ4年半メインで使ってきたのは、富士フイルム製のレンズ一体型カメラ(以前はネオ一眼とか言っていたタイプの延長)で、一眼レフじゃないです。昨年9月までは3年ほどFinepixS6000fdを使い、現在はFinepixS200EXRを使用しています。
最近は、反射板(レフ)を外したデジタル一眼が流行っていますけど、価格は安い物で本体が4.5万円程度。レンズ買っていったら7、8万以上はどうやってもします。本格的なデジタル一眼になると、本体価格だけで10万円以上する物も少なくありません。こちらはレンズ一体型で5万円前後の物ですので、ずっと安い物使ってます。さらに4年半以上前はただのコンパクトデジカメを使ってました。現在でも、たまにコンパクトデジカメを使ってます。今回はそのコンパクトデジカメ時代に撮影したものをいくつか掲載しましょう。過去に掲載した物とだぶってますけどね。
あえて言いましょう。コンパクトデジカメも使いよう。
「カメラの性能の違いが、戦力の決定的な差ではないことを教えてやる」
意図的に、新しい物から載せていって見ましょう。
2010/9/17撮影。 Finepix Z250fdを使用。Z250fdはカード型のコンパクトデジカメで、現在も使用中。ただ、反応が鈍いのであんまり使い勝手は良くない。1000万画素で解像度はそれなりに高いが、写りとしてはいまいち気味
2009/2/6撮影。 Finepix Z250fdを使用。オート撮影系の機能しかないコンパクトデジカメでも、停車するためにスピード落とした新幹線なら問題ない。500系「のぞみ」もこの通り
2007/3/11撮影。 Finepix Z5fdを使用。Z250fdの前に使っていたカード型コンパクトデジカメ。630万画素であったが、けっこう発色はよい方だった。Z250fdよりも動作が軽かったので、両親にカメラをあげた後に微妙に後悔したり
2006/8/19撮影。 FinpixF11を使用。コンパクトデジカメのフラッグシップ系のもので、630万画素。オートで撮影しても、後の空に惑わされずにうまく被写体に合わせればこんな写真も撮れる
2006/3/19撮影。 FinepixF11を使用。シャッタースピード優先で、走行中の115系も問題なし。色が青めなのはフジクローム色調設定のため
2005/2/6撮影。 FinepixF700を使用。コンパクトデジカメのフラッグシップ系のもので、本来300万画素機だが、特殊なCCDで600万画素で動作可能。このカメラはダイナミックレンジの広いタイプの先駆けだったのだが、かなり発色がはっきりしていて写りが好きなカメラだった。スポーツ向けの設定をすれば、100km/h程度で走行する特急なら問題ない
2004/2/7撮影。 FinepixF700を使用。走行中の土佐くろしお鉄道の車両を側方から捉えた物。連写機能が低い(というかあまり使えない)カメラでも、狙い撃つことさえ出来れば問題ない
2004/2/8撮影。 FinepixF401を使用。ちょうどF401からF700に買い換えた頃の写真なので、上記の写真より撮影日が1日後なのに、機種が古い。400万画素機の古い物だが、三脚使えば夜間撮影で十分きれいに写った
新しいカメラは性能いいですから、連写が利きますし、走行中の列車撮影にはやはり有利です。ただ、列車の撮影をしていると、連写ばっかりしている人達がたくさんいて、同じ写真を何種類も撮って(多少は設定条件を変えているのかもしれませんが)、何が楽しいのかなと思いますね。
性能が一眼レフより劣っても、コンパクトカメラでも撮りようできれいにはなるもんです。そりゃ、画素数とか、CCD/CMOSのサイズの影響もありますけどね、良い写真って構図とピントが第一条件なんですよ。初期のコンパクトカメラはAFが甘すぎて、かなり絵がぼやけてましたけど、8年くらい前の物(Finepix F401)でもこれだけ撮れていたんです。今のコンパクトカメラはかなり性能が高いので、もっと良い写真が撮れるんですよ。
良いカメラを追いかけるのは趣味としてはいいですけど、撮り慣れていない人が高い一眼レフを使ったからと言って、思ったような良い写真が撮れるとは限りません。まずはちゃんと、頭の中でどういう写真が撮れるかイメージしましょう。ちゃんとイメージに近い写真が撮れるようになって、カメラを使いこなせたと思ってから、ステップアップするのでも良いはずです。
最近は、反射板(レフ)を外したデジタル一眼が流行っていますけど、価格は安い物で本体が4.5万円程度。レンズ買っていったら7、8万以上はどうやってもします。本格的なデジタル一眼になると、本体価格だけで10万円以上する物も少なくありません。こちらはレンズ一体型で5万円前後の物ですので、ずっと安い物使ってます。さらに4年半以上前はただのコンパクトデジカメを使ってました。現在でも、たまにコンパクトデジカメを使ってます。今回はそのコンパクトデジカメ時代に撮影したものをいくつか掲載しましょう。過去に掲載した物とだぶってますけどね。
あえて言いましょう。コンパクトデジカメも使いよう。
「カメラの性能の違いが、戦力の決定的な差ではないことを教えてやる」
意図的に、新しい物から載せていって見ましょう。
2010/9/17撮影。 Finepix Z250fdを使用。Z250fdはカード型のコンパクトデジカメで、現在も使用中。ただ、反応が鈍いのであんまり使い勝手は良くない。1000万画素で解像度はそれなりに高いが、写りとしてはいまいち気味
2009/2/6撮影。 Finepix Z250fdを使用。オート撮影系の機能しかないコンパクトデジカメでも、停車するためにスピード落とした新幹線なら問題ない。500系「のぞみ」もこの通り
2007/3/11撮影。 Finepix Z5fdを使用。Z250fdの前に使っていたカード型コンパクトデジカメ。630万画素であったが、けっこう発色はよい方だった。Z250fdよりも動作が軽かったので、両親にカメラをあげた後に微妙に後悔したり
2006/8/19撮影。 FinpixF11を使用。コンパクトデジカメのフラッグシップ系のもので、630万画素。オートで撮影しても、後の空に惑わされずにうまく被写体に合わせればこんな写真も撮れる
2006/3/19撮影。 FinepixF11を使用。シャッタースピード優先で、走行中の115系も問題なし。色が青めなのはフジクローム色調設定のため
2005/2/6撮影。 FinepixF700を使用。コンパクトデジカメのフラッグシップ系のもので、本来300万画素機だが、特殊なCCDで600万画素で動作可能。このカメラはダイナミックレンジの広いタイプの先駆けだったのだが、かなり発色がはっきりしていて写りが好きなカメラだった。スポーツ向けの設定をすれば、100km/h程度で走行する特急なら問題ない
2004/2/7撮影。 FinepixF700を使用。走行中の土佐くろしお鉄道の車両を側方から捉えた物。連写機能が低い(というかあまり使えない)カメラでも、狙い撃つことさえ出来れば問題ない
2004/2/8撮影。 FinepixF401を使用。ちょうどF401からF700に買い換えた頃の写真なので、上記の写真より撮影日が1日後なのに、機種が古い。400万画素機の古い物だが、三脚使えば夜間撮影で十分きれいに写った
新しいカメラは性能いいですから、連写が利きますし、走行中の列車撮影にはやはり有利です。ただ、列車の撮影をしていると、連写ばっかりしている人達がたくさんいて、同じ写真を何種類も撮って(多少は設定条件を変えているのかもしれませんが)、何が楽しいのかなと思いますね。
性能が一眼レフより劣っても、コンパクトカメラでも撮りようできれいにはなるもんです。そりゃ、画素数とか、CCD/CMOSのサイズの影響もありますけどね、良い写真って構図とピントが第一条件なんですよ。初期のコンパクトカメラはAFが甘すぎて、かなり絵がぼやけてましたけど、8年くらい前の物(Finepix F401)でもこれだけ撮れていたんです。今のコンパクトカメラはかなり性能が高いので、もっと良い写真が撮れるんですよ。
良いカメラを追いかけるのは趣味としてはいいですけど、撮り慣れていない人が高い一眼レフを使ったからと言って、思ったような良い写真が撮れるとは限りません。まずはちゃんと、頭の中でどういう写真が撮れるかイメージしましょう。ちゃんとイメージに近い写真が撮れるようになって、カメラを使いこなせたと思ってから、ステップアップするのでも良いはずです。