田切通信

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お彼岸と言えば

2006-03-22 22:32:55 | 飯田線の旅
 暑さ寒さも彼岸まで等と言って、お彼岸なのだが、お彼岸と言えば「おはぎ」がつきものなのだ。飯田で馴染みの和菓子屋「赤門や」では「さっちゃんのおはぎ」と言う名のおはぎがあって、これがなかなか旨いのだ。
 そこで、あらためておはぎをよく見ると、あんこでくるんだ奴と、きなこをまぶした奴と、すり黒ごまをまぶした奴の3種類が店頭に並んでいた。
 僕としては、どうせ甘いのなら、あんこの奴が一番好きだ。きなことごまの奴は、あんこに比べると甘さが抑えめだ。

 おはぎの中身は突いて半分つぶした「お米」(通称はんごろし)なのだが、つまりはお餅一歩手前のものだ。お米という物はなかなかに実力を秘めていて、しょっぱい物や辛い物、そして甘い物までよく合う。その点うどんなんかは、あまり甘い物とは合わせないように思う。もっとも名古屋ではスパゲッティをあんこで混ぜたりするそうだから、僕が知らないだけで、あんこうどんなんかがやはり名古屋あたりに存在するのかも知れない。