とどろみの森学園 PTA

とどろみの森学園PTAのブログです。PTAの活動を紹介します。

第2回いきいきさわやかに学ぶ会:部落について考えよう

2021年07月17日 | 学級委員会

2021年7月13日 
場所:萱野中央人権文化センター「らいとぴあ21」にてzoom開催

テーマ:「問題について考えよう~であう・つながる・元気になる~」

講師:NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝の皆様

今回は初めてのzoom開催となりました。

「北芝」とは箕面市萱野付近の地域を指し、現在でもこの地域で差別が残っている状況があります。

例えば、2010年大阪府の人権問題に関する調査で、「家を買う時、借りるときに地区を避ける」(40%以上)、「結婚相手が出身者か気になる」(23%)と、社会の中でも差別意識が根強く残っているのが現状です。

インターネットやSNSで情報が溢れている時代にあって、差別は他人事ではなく、誰もが差別を受ける側、差別をする側になる可能性があります。

私たちの潜在的な「忌避意識」(地区やその出身者と同一視されることを避けたいという考え)から、その考え方が偏見だと知らないまま過ごしていくことが、差別を助長することにつながります。

北芝では、子どもから高齢者まで、誰もが安心して暮らせる魅力的な地域づくり(北芝広場、芝楽市場、地域通貨「まーぷ」、学習支援、居場所作り他)に取り組んでいます。

「個人の意識」と「社会環境」は密接に関係しています。社会の大きな流れを変えるには個人の意識を変えること、まずは「知ること」、「正しい知識を得ること」が大切です。

私も子ども達と共に北芝を知ること、訪れることから始めてみようと感じました。


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