2018年 10月3日(水) メイプルホールにて、人権教育推進学習会 第2回イキイキさわやかに学ぶ会による『発達障がいって、なあに?』ーお子さんにこう問われたらー が開催されました。
講師は武庫川女子大学文学部教授 新澤 伸子先生でした。
発達障がいとは、生まれつきの脳のタイプの違いで、理解したり 見えたり、聞こえたりする仕方に違いがあるために、人とやりとりしたり、コミュニケーションをしたり、学習することに困難があるそうです。
2005年に施行された 発達障害者支援法による定義において、『発達障害』とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において、発現するものとして政令で定めるものをいう。
ということのようです。
すなわち、生まれつきの脳の機能の違いによる能力の偏りによる障がい。
親の育て方や環境によるものではないそうです。
自閉症の人はかつては2500人に1人といわれてましたが、最近の調査では100人に1人以上といわれているそうです。
今回の講演を聞いて、発達障がいの方は劣っているのではなくって、脳の働かせ方が違うのであって、その世界を理解し尊重することが大切だと感じました。