2018年10月23日(火) メイプルホール、第3回イキイキさわやかに学ぶ会による 『アンガーマネジメントで気分スッキリ!~感情的でなく、感情を上手に伝える~』が 開催されました。
講師は有限会社コミュニケーションアルファの今井尻 由利子先生でした。
アンガーマネジメントとは 怒る必要のあることは上手に怒り、怒る必要のないことは怒らないようにすることだそうです。
そもそも、怒りとは第二次感情であり、『不安、苦しい、嫌だ、つらい、虚しい、寂しい、心配、罪悪感、悲しい、後悔など、、』が、第一次感情になります。
怒る時に、『機嫌で叱らない、人格を否定しない、過去を引っ張り出さない、原因を追及しない、強い表現を使わない、否定・非難しない』ことに注意し、現実(怒りのそもそもの原因)を伝えつつも、第一次感情を伝えることが大事だと学びました。
怒りの生まれるメカニズムは、『出来事』→『意味づけ』→『怒り』であり、
例えば『今から帰る(出来事)』と言ったのに、『帰って来ない(怒り)』となり、その怒りの原因の意味づけとして『遅くなるなら連絡するべき』という『~べき』という個人の価値観から生まれるもの。
すなわち、私達を怒らせるものの正体は『理想と現実とのギャップ』です。
自分自身の『べき』を知ることによって、怒りの思考と行動のコントロールが上手にできるようになるそうです。
私達も日々の生活に取り入れていけたらと思いました。