僕の一日
世の中に組み込まれた
生活者としての
規則や決め事や時間の枠や是非もない労働から
序々に解き放たれて
僕はこのごろ
その窮屈と反比例のように
漸く自身の意思で
大方を選定できる展開の
心地良い生き様を享受し始めている
生き抜いてきた
些かのボーナスと細やかな余禄のように
程よく生き永らえた駄賃のように
だから今は
目覚めた時が僕の朝で
僕の夜が来たら目蓋を閉じ
書くことが有れば僕の昼で・・etc
それだから僕の一日は
朝で夜で昼で朝で・・