降って来るもの

写真と散文とぽえむ

ウン、まだ

2017-03-17 22:40:10 | 

        ウン、まだ

 

ウン、まだ、大丈夫!!

 

気配がする

匂いがする

体を通り過ぎる

 微かな旋風を感じる

あの人のほぐし地蔵のように

淋しさを拭ってくれる

 触れ合いがある

ウン、まだ

降ってくるもの達の

光跡が見える

囁きが聞える

息遣いを感じる

 

大丈夫!!まだ、ウン

03/17 10:40:10pm

 

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梅八輪

2017-03-17 06:34:06 | 風景

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

良く冷えてます。さっき6:00の外の気温はマイナス0,5℃。まさに放射冷却の典型のような日和で、今日の快晴が約束されたような青空が広がっていました

今日は36度目の結婚記念日。もう・・という感慨です

仕事が早く終わったので、昨日の夕方もカメラ持参で歩いてきましたよ

その前に、ネズミの額程の庭の畑に2種類のネギを植えました。

この間植えた”サニーレタス”がいつの間にか鵯に(多分)葉っぱを食べられたので網を・・。

出発は16:30。太陽はまだまだ沈みません。

夕方のニュースでは日の出と日没がちょうど重なっていました。

梅八輪

空気が冷たくて、春の暖かさまではあと一息の感。

遠くは霞立つ・・春の風情です。

影は足長にしてくれるので、大好き

03/17 06:34:06 まんぼ

 

 

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由縁~待つ~

2017-03-17 05:50:06 | 徒然

         由縁~待つ~

 

楽しみを待つことは

楽しみを待てることは

 同じように

楽しみをあげられることは

楽しみを待ってもらえることは

 同じように

意味ある境遇です

それぞれの胸で

取るに足らない程の

差異が生じたとしても

 待ったり待ってもらったりの

楽しみの存在は

直立歩行を始めた人類の

天恵の授かりものです

 

あの人の創るほぐし地蔵の表情も

あの人が纏める自叙伝も

あの人の物理学的評論の授受も

あの人の高座の話術の如何も

あの人の滴やあの人のカエルやあの人の花や

何時かキャンカーで現れる人の

 飛びっ切りの笑顔やetc

 

待つことで貰える幸せの種は

幾らでも芽生えるのだ

 待ち切れなくて

想像の翼を付けては

一足飛びに未来へ飛び出す位に

 

そうして僕は

待つことで

待てることで

何時でも

心の偏りや捩じれや鬱やを支えられて

軽やかに

月日のトランポリンで跳ねる

          由縁~絲~

 

詩人「中島みゆき」が”糸”で詠うように

その縁を結ぶ糸は

確かに

僕の生涯を織り込んでゆく

僕の曼陀羅の絲になる

 

太さや長さや艶や色合いや品質が

どんなにまちまちで

如何に種類が多くても

その一本一本のどの糸が切れても

足りなくなっても

僕の曼陀羅はそこで途切れ未完成になる

 

絡まったり結ぼれたり

ときには

心身を傷つけたりもするけれど

その糸は確かに

自他を繕ったり結び合わせたり

優しく情感を束ねたりもしてくれる

 

近頃の僕は

結願する結縁の糸の数によって

もしかしたら

それぞれの人生の豊饒の海に

深浅の差が生じるのかも知れぬと

思ったりもするのだ

 

人は孤独では

生きてゆけない動物だから

それぞれの胸の織り機で

授かってゆく縁の糸の

意味と意図を紡いでゆくしかない

        由縁~結ぶ~

 

生きてゆくとは

きっと

縁を結んでゆくことなのだ

 

僕の前に数え切れないそれがあって

僕の後ろに其れを繋いでゆくために

結縁を獲得してゆく旅なのだ

 その過程に

喜怒哀楽が生まれる

命の伴奏のように

糸を彩るように

 それ故

今の哀しみを引き摺ることなかれ

今の幸せを奢ることなかれ・・だ

 

それは又

生きて此の世に在る限り

是非もなく結ばれてゆくものだが

僕等は自身で選択して

結縁を結ぶこともできる

 天啓の施しのように

誰にでも

その能力は備わっているのだ

 

けれどもその能力は

悠久の時間と

己の全存在をかけて

磨き続けねばならぬもので

結果の良し悪しは

 その上で

自らの責任で下してゆくものなのだ

 

ひとつの結願の度に

人生の光沢は増し

縁の糸は

強く太く固く結束してゆき

 それが

この束の間のイノチを支える

2017 03/17 05:50:05

36度目の結婚記念日に 万甫

 

 

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