ANATAへ-手紙のような-
オハヨーございます!
お変わりはないでしょうか?
今年も、今年の桜が咲き始めましたよ
ANATAが突然僕の前から居なくなった
アノ春から
最早三回目の桜花の季節が巡ってきました
僕の詩集を届ける度に
真っ先に
沢山の言葉たちで埋め尽くされた
賛美と励ましで僕の全てを肯定し鼓舞し
先へと進む原動力を授けてくれたANATAの
物理の教師だった堅物の印象に相応しい
角ばって律儀で揺ぎ無い信念に裏打ちされた高潔の
葉書の表裏の隙間を全部埋めた
手紙のような葉書に
溢れるように籠っていた温もりが
今もこの掌に
永遠の喜びのように刻まれています
この花の春にも僕は五情五感を滾らせて
有りっ丈の触手を浮遊させて
元気に
ANATAが褒めてくれた
詩を書いています
ANATAの目の届くところへ
届ける術を知らないのがもどかしい限りですが
もしも今でも縁が繋がっていて
僕の書くものが、僕の詩集が
ANATAの視線の中にあるのなら
詩14.15.16も
きっと読んでもらっていますよね
あの手紙のような葉書が
特急便で手許に戻ってこないのが
如何にも口惜しいですが
僕はこれからも約束通り
自由に僕のUtaを紡いでゆきますね
いま大好きな夜明け前の
紛れ込んでしまいたいような
深い深い神秘の蒼に染まっています
其方にも明け暮れが有って
蒼の癒しや美しい茜の慰めやの風景に
感嘆のため息を吐いたりするのでしょうか?
僕はもう少しこの場所に止まって
市井のポエトとして
書きたいことを書き続けてゆきますね
何時ものように
ANATAの慈愛の眼差しをひしひしと感じながら
その情感をエネルギーに変換して・・
K.Msama 2020 03/27 05:50:05 万甫
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