新しく 読書 のカテゴリーを追加しました。
最近読んでいたのは、「海賊とよばれた男」
自分でだったら絶対選ばないタイプの本です。
少し前に読んだ「殉愛」の中で、たかじんが最後に読んで絶賛していたというこの本が
たまたま家にあって、オットも面白かったと言うので、
みんなが そんなに言うなら・・・と手に取ってみました。
石油のこととか、GHQや官僚との関係とか、難しいんだけど、面白いです。
銀行がポンと融資をOKしてくれるシーンとか
船が無事港に着くシーンとかでは、涙出そうになります。
九州へ行く新幹線の中でもずっと読んでいて、
オットが 「徳山やで」 とツンツンとつつくので 「何よ?」 と指さす方を見ると、
丸いタンクと出光の看板。
「ふーん」 と続きを読んでいたその直後に、
国岡商店が徳山に世界最大級の製油所を造るシーンが出て来て
「これー もっとちゃんと見とけば良かった」 と大きく後悔しました。
途中でやめられなくて、ホテルで最後まで読んで、スッキリしました。
まぁ、読んでみてください。
この会社の今の社長とか社員が、
この店主の信念を今でも踏襲しているのかどうか気になります。
そして、この人だけでなく、他の企業でも、創始者はみんな
ぶれない信念を持って、時代の波を乗り越えて、たくさんの苦労に耐えて、
今の日本を作ってこられたんだなと、しみじみ思います。
官僚のやり方はホント疑問ですが、
それも国民のためを考えてのことだと信じたいですが、どうでしょうかねぇ。