コーラス仲間であり、ご近所さんであり、人生の先輩でもある知人が出演する
市民による憲法ミュージカル 「無音のレクイエム」 を見てきました。
日本国憲法が制定される前の時代の大阪千日前を舞台にした作品で、
大阪大空襲のシーンはかなりの迫力でした。
子どももたくさん出演していて、観客にも子ども連れがたくさん。
どこまで意味がわかってるのかは???だけど、かなりショッキングだったと思います。
でもこうやって、平和の大切さは伝わっていくのでしょう。
ただ、つい最近「カエルの楽園」を読み、自衛権や憲法改正について、
何にも考えてなかったなー、私、と思い知らされていた私には、
この2作品に同時に触れたことは、すごいタイミング。
楽しく暮らしていて、根拠なく「大丈夫」と言う女の子のカエルがいるんだけど、
「これ私だ」と思いながら読みました。
国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。