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交流

わたしとHP、そしてネット友達

2003-12-15 22:53:00 | 徒然なるままに
12月15日(月)

今日は、このところ忙しさと風邪でダウンしている間にすっかりご無沙汰してしまった皆さんのHPに、レスを書き込んで回った。

何人かの方達が風邪で体調を崩されていたり、ご家族が風邪を引いていらっしゃったりしていた。
皆さんどうぞ、お大事に。早く良くなってくださいね。

ちょっとショックだったのは、レスが来ないなあ・・・と待っているうちにすっかりご無沙汰していたHPに行ってみたら、いつの間にか閉鎖されていたの・・・。
本名も住所も知らないから、もう、何の手がかりもなくて・・・。
なんだかとっても淋しい・・・。
もっと早く行ってみるべきだったという後悔と、何故・・・?という疑問と。
悩み多き方だっただけに、心も身体もお元気で頑張って!と願わずにはいられない。
何かの時にふっと私のことを思い出して書き込みにいらしてもらえたらなあ・・・。

ネットで出会ったたくさんの方たちから、この10ヶ月間、いろんなことを教えてもらったり、たくさんのエールをもらい、自分なりに視野が広がったと思います。
この出会いって、本当に今の時代、こんな便利なメディアのおかげなんですね・・・。
今年の一番の収穫だったと思う。
HPの管理・運営って、楽しい反面、思ったより時間的にも大変な時がある。
コンテンツを増やして、充実させたい気持ちはあるのに、なかなか技術が伴わなかったり、理解力と努力が足りなかったり、時間が取れなかったり。

他の必要性もあって、複合機を購入しようと思う。
まずは、galleryの充実を心がけなくちゃ。

せっかくのHP。もっと活用していろいろなことを試して面白くしていこう!


「阿修羅のごとく」

2003-12-15 10:38:00 | 徒然なるままに
12月14日(日)

今日は、妹と映画を見に行った。
新聞店から頂いた映画の券だった。
「阿修羅のごとく」(向田邦子・原作、森田芳光・監督)

この作品は、NHKの「土曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ(本放送:1979~1980)でも有名になった。
テーマ曲のトルコの軍楽「ジェッディン・デデン(祖先も祖父も)」も話題になった。

当時、19~20歳 だった私には理解できない世界が、時と経験を経て、映画となって、再び繰り広げられる。
当時、次女役だった八千草薫が、母親役を演じていた。
その次女役を、私と同い年の黒木瞳が演じていた。
長女を大竹しのぶ。ドラマ版では、加藤治子。
三女を深津絵里。ドラマ版では、いしだあゆみ。
四女を深田恭子。ドラマ版では、風吹ジュン。

皆、なかなかの好演だったが、個人的に、「いい芝居をやってる~!」と思ったのは、桃井かおり。嫉妬に狂って、夫の愛人長女(大竹しのぶ)宅にねじ込み、水鉄砲で相手を撃った後の表情である。(必見!)
それから、やはりなんと言っても、八千草薫の、夫の愛人のアパート近くの公園に居るところを次女に見られた時の戸惑いの表情と、その表情から「最初から全部お見通しだったのよ」というように娘に微笑みかけ、その場に倒れるシーンだ。その間、一言の台詞もなく、表情だけで演技するのだ。大女優である。

次女の夫役の小林薫が、義母の墓前で手を合わせながらつぶやく
「女は阿修羅だよな…」
という台詞が、ゾクっと来る。

心に残ったシーンは、
三女の結婚式で揉めた時など、家族が揉めている時に出てくる父親の登場の仕方と台詞だ。
修羅場を上手く納めるあの存在感と穏やかさ。
けして相手や周囲を威圧するではなく、その場しのぎの方便で丸く治めるのでもなく、その場の誰の立場も悪くならないように配慮した対応と言葉づかい。
私は、本当に頭のいい人間、尊敬出来る人物というのは、『トラブルを解決できる人』だと思っている。
向田邦子の視点は、流石だと思った。
そう言う夫だからこそ、妻は、何もかも全部分かっていても、波風を立てず、心の修羅を胸に秘めて、最後まで夫を責めることなく、だまって側に居続けたのだろうか・・・。
敬愛する父のことで、娘達が悩んでいることに対して、一石(新聞への投書)を投じたのだろうか・・・。
その投書は、ある意味で、娘達、果ては夫への『遺言』のようになるのだが・・・。
妻はこの世を去り、亡くなった後、夫は妻の心のうちを知ることになるのだが、生きているうちに事あるごとに責め立てられるより、亡くなった後の方が、何かにつけて、妻の存在は大きく、罪の意識も強くなっていくのだろう。
妻は、けして許しているわけではなかった。
だが、知っていてずっと知らないふりをし続けていた女の修羅・・・。

向田邦子は私の最も敬愛する作家だ。
20代は通勤電車の中で、よく彼女のエッセイを読んだものだ。
40代になって、同じ本を読み返した時、どんな風に見えてくるのだろうか。
来年の誕生日は、友人と念願の向田和子さんのお店「ままや」で「うまいもの」を食べてこようと思う。

『ネコ踏んじゃった』の原曲は『のみの行進曲』?!

2003-12-15 01:13:00 | 徒然なるままに
12月13日(土)

今日の夜は、子どもネット八千代主催による『マイスターブラスカルテット』(新演奏家協会)のコンサートを聴きに行った。
金管四重奏によるオペレッタの傑作『メリーウィドー』。
ロータリートランペットとトロンボーンの2種類の金管楽器だけで、いろんな曲を演奏してくれた。
『楽器の紹介コーナー』では、ホースの両端に金物の上戸とマウスピースをつけただけの状態で、『アイーダ』を演奏したのには驚いた。
オペレッタは、コミカルな扮装あり、コント仕立てで、聴き覚えのある曲もあったりして、それなりに楽しめたが、内容的には大人向けだったかな~。
アンコールで、『のみの交響曲』という曲を弾いてくれたが、なんとそれは『猫踏んじゃった』だった。『猫踏んじゃった』の原曲が、こんな立派な交響曲だったなんて!へぇ!!!!!!!!!!

今回は「高学年例会」ということで、末娘は『保育』だったのだが、迎えに行ったら、肌着1枚で、ほっぺを真っ赤にしてお友達と遊びまくっていた。

受験生の息子も久々に会った他校の中3の友達も一緒に4人で見て、長女も友達を誘っての参加。
それぞれ楽しめたコンサートだったと思う。