TOLITON's WEB SITE

日記中心
 
情報提供(アニメ・映画・美術関係)

交流

音楽科指導法

2003-12-22 22:20:00 | 徒然なるままに
12月20日(土)

今日から玉川大学通信教育学部冬期スクーリングが始まった。
20・21・23日の3日間。
私は今回は「音楽科指導法」を受講する。
夏期スクーリングでも必修の「全人音楽」を受講したが、その時の先生方が、指導法も講義して下さると言うので、楽しみにしていた。
他の教科でも、スクーリングを受けてこそという授業もあるが、玉川のスクーリングを受けるなら、「音楽」ははずせない。
夏スクの時は、ひたすら歌うことの喜びを学び、大いに楽しんだ。
今回の「音楽科指導法」では、
「自分にとっての音楽とは」
「音楽、その起源と歴史」
「音楽の授業とはどうあるべきか」
「音楽を担当する教師たるものは如何にあるべきか」
「子供たちに与える教材についての自分の意見」
と言う問題意識を受講生に投げかけながら授業を進める一方で、いろいろな歌を歌ったり、手遊びをしたり、ゲームをする。
3日間、9:30~4:10までずっと「音楽」の授業なのだ。
最終日までに、何かすごく豊かで確かなものを掴み取って玉川の丘を後にできそうだ。3日間、元気に頑張ろう!

放課後、夏スクでお世話になった「合唱指導サークル」の方に声をかけていただき、忘年会に出席してきた。
顧問であり、夏スクでも今回も授業を担当して頂いている千葉先生を囲んで、通大生20名が集まった。
このスクーリングでしか会うことができない遠くからいらっしゃっている方も、いて、つくづく通大生ならではの、また、スクーリングならではの親近感と出会いの奇跡を感じる。
みんな、出身地も、現在住んでいるところも、年齢も職業もさまざま。
ただ、「小学校教員免許取得」という共通の目標に向かって、互いに励ましあう仲間・同士だ。
この出会いは、生涯かけがえのないつながりになっていくのだと思うし、大切にしていきたいと思う。

授業でピアノを担当してくださる先生に、長女のことで相談に乗っていただいた。
同じ母親として、地域でも相談員をされていると言うことのあり、とても親身に話を聞いてくださった。
私が、
「自分の子どもも学校に行せられないのに、こんな私が教師を目指してもいいのでしょうか。母親としても、教師を目指すものとしても、疑問と自信喪失でいっぱいいっぱいになっています」と言うと、
「娘さんにとってもお母さんにとっても、必要があって過ごしている時間。しっかり心の支えになってあげてね。娘さんはきっと感受性豊かなお子さんですね。
心の拠り所(友達)の『音楽』に素直に向き合える時が来たら、きっと一歩踏み出せるようになると思いますよ。
娘さんの「不登校」のことと(私が教職につくことと)は、分けて考えた方がいいですよ。」
と励まして下さった。

音楽指導法も、美術科指導法も、大切なのは、その教科が好きな子や得意な子よりも、苦手意識を持っている子や、つまずきやこだわりがあって、素直にその教科に向き合えないでいる子達にどう音楽や美術楽しさを教え、生涯の友として愛好していけるように指導できるかと言うことが大切なのだと思う。

教え子が、下校時や、廊下ですれ違う時、今日習った歌を口ずさんでくれるような、そんな授業が出来るように、頑張ろう!