明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(577)同志社大学(13日)、ライトハウス(13日)、広島でお話します(16~18日)

2012年11月08日 18時00分00秒 | 講演予定一覧

守田です。(20121108 18:00)

来週の予定をお知らせしておきます。

11月13日、同志社大学の授業でお話します。同時にピースプロジェクトの一環なので、一般参加も可能です。
同志社大学新町校舎尋真館21番教室で、午前10時45分から12時15分まで。

「放射能時代を生きぬく」というタイトルで、今の放射線被曝の現実と、その中をいかに生き抜くのかのお話をします。
とくに若い方たち、学生さんたちに考えて欲しいことを強調したいと思います。

同日、午後6時半から、京都ライトハウスでお話します。民主青年同盟佛教大学班の主催です。
場所は京都市北区千本北大路下ルです。

学生さんたちの要望で、原発の矛盾を経済面からも説明して欲しいとのことなので、燃料棒を中心と放射性廃棄物の処理方法が未確立であるため予算がきちんとは経常されていないこと。未来世代に天文学的な金額が押し付けられようとしていること、これを隠して「安さ」が演出されていることなどをお話しようと思います。
その際、文科省が、学校教材として作った「あとみん」というインターネットに掲載されていたページを使います。
このページ、おそらくは文科省のお役人ではなく、原子力村の「イノセント」な住民たちが作ったもので、かなりあけすけに原子力政策の矛盾が書かれていました。というか「裏読み」するといろいろなことが見えてくる興味深いものだったのです。しかし残念なことに昨年の福島原発事故以降、閉鎖されてしまいました。ここからダウンロードしておいた貴重な資料を使ってお話します。
後半は同志社でもお話する、放射能時代をいかに生きるのかの知恵です。ここでもとくに若い方に聞いて欲しい内容を強調したいと思います。

1月15日京都市 グアテマラ・マヤ民族の女性の講演

11月15日は、僕の講演ではないのですが、グアテマラ・マヤ民族の女性が来京されますので、その講演会にスタッフとして参加します。
「グアテマラ・マヤ 先住民族女性の声 アナ・アリシアさん講演 沈黙を破って」という企画です。

中米・グアテマラでは1996年まで36年間続いた内戦のもとに、マヤ先住民族に過酷な弾圧が繰り返され、多くの女性たちが性暴力を受けました。
その彼女たちが、尊厳の回復を果たすべく、加害責任の追及に立ち上がっています。アナ・アリシアさんはその女性たちを支える現地NGOのメンバーです。
このグアテマラの女性たちの運動は、アジア各国における日本軍性奴隷問題被害女性たちの運動に大きく刺激されて始まったものです。
そうしたつながりもあって、台湾の阿媽たち、韓国のハルモニたち、フィリピンのロラたちなどなどとつながってきた私たちも、毎回、この運動に協力してきました。
グアテマラの女性たちの奮闘も、暴力の時代を全地球的に終わらせていくための重要な一環です。ぜひみなさんに注目していただきたいです。

15日の京都講演については詳しくは以下のチラシをご覧ください。東山区のいきき市民活動センターで18時半からです!
http://www.jca.apc.org/recom/2012-13/2012speaking-kyoto

なおスピーキングツアーは全国で開催されます。
はじめは11日日曜日東京です。以下、12日神奈川、14日京都・同志社今出川キャンパス、15日京都・東山いきいき市民活動センター、17日広島、18日広島、20日札幌、21日札幌、23日福岡、25日久留米と連続して行われます。
これらを記した、日本ラテンアメリカ協力ネットワークのページを紹介しておきますので、みなさま、ぜひお近くに会場に足を運んでください。原発という巨大な暴力との関連もきっと見えてくるのではないかと思います。
http://recomblog.blog92.fc2.com/


11月17,18日尾道市、広島市

17,18日にかけて広島市を訪れます。17日は広島市内で、18日の企画の主催者の方たちや、広島の反核・反原発市民運動を担われている方たちと交流の予定です。
18日には広島市内の世界平和記念聖堂(幟町カトリック教会)でお話します。午後2時からです。

カトリック教会の方にお招きを受けるのは、京都で3回、大阪で1回につぐ5度目のことになります。
そのはじめ、昨年6月25日に、カトリック正義と平和京都協議会に三条カトリック教会にお呼びいただいたときに、記事を書きました。
前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世が広島を訪れられ、「平和アピール」を出されたこと、またその法王と、僕の師の一人である
宇沢弘文さんが、素敵な交流をなされたことです。

今回、カトリック平和と正義広島協議会のみなさんにお呼びいただくことに際して、再度、この記事をご紹介しておきたいと思います。

明日に向けて(135) カトリックと正義と平和と社会的共通資本
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/3d224921a0eb57e19cddc1e2374b2c36


以上、お近くの方、ぜひお越しください。

僕の講演会の案内を貼り付けておきます。


************

11月13日京都市
 
同志社大学にて講演
時間 10:45~12:15

同志社新町キャンパス尋真館21番教室
終了後、学生さんたちと、バザールカフェでランチの予定です!
 
***
 
11月13日京都市
 
京都ライトハウスにて講演
時間 18:30より

北区千本北大路下ル
 
主催 民青同盟佛教大学班
 
***
 
11月18日広島市
 
守田敏也講演会
「福島の現状と内部被曝の危険性について」
 
京都在住のフリーライター守田敏也さんの講演会を開催します。
昨年に引き続きカトリック教会では脱原発学習会を計画しました。
その一環として、守田敏也さんをお呼びして取材活動を通しての
福島の現状、内部被曝についてお話をお聞きします。
 
日時 11月18日(日)
14:00~16:00
 
場所 世界平和記念聖堂(幟町カトリック教会)
 
資料代 500円
 
問い合わせ カトリック正義と平和広島協議会
090-7997-1855(牧山)
 
主催 広島地区平和推進チーム・カトリック正義と平和広島協議会

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