守田です(20210809 14:00)
● 核の被害の犠牲者を追悼しよう
みなさま。本日は8月9日。76年前に長崎が原爆で壊滅的な被害を受けた日です。
この日、長崎原爆の犠牲者、被災者、そしてすべての核被害の犠牲者、被災者を追悼し、あるいはお見舞いを申し上げ、キャンドルビジルを行います。
8月6日の行動を引き継いだもので、場所は同じく京都市三条大橋の上。午後7時から8時までの開催です。
すでに発信しているFacebookのイベントページをご紹介します。
https://fb.me/e/1EGgEdBxk
ぜひそれぞれに思い思いのプラカードなどお持ちになってご参加下さい。
キャンドルは用意してありますが、それぞれでお持ちになったものを使われてももちろん結構です。
主催は京都「被爆二世三世の会」と「ウチら困ってんねん@京都」です。
連絡先はイベントページをご覧ください。
台風の影響が心配ですが、大雨にならない限り、行う予定です。
● 8月1日から7日まで広島を駆け巡ってきました
この行動、8月6日―9日と連続するものですが、僕は本日9日のみの参加となります。
8月1日から7日まで、広島市を駆け巡っていたからです。被爆二世の森川聖詩さんとの同行の旅でした。
途中、2日に福山市に、4日に愛媛県松山市にも行きました。
8月5日夕刻の原爆ドーム
松山市駅での「伊方原発をとめる会」月例行動にも参加 8月4日
とてもたくさんの場に赴き、たくさんの方と出会い、たくさんのセレモニーに参加し、たくさんの祈りを捧げてきました。
黒い雨降雨地域も訪れ、やっとのことで被爆者健康手帳を手にできた原告の方たちともお会いしてきました。
右から原告団事務局長高東征二さん、水戸喜代子さん、原告石井隆志さん、守田、石井さんのお連れ合い。みなさん、満面の笑顔! 守田のスマホにて毎日新聞の小山美砂記者撮影。なお石井さんは小学生の時に6人で川で泳いでいて黒い雨により被爆。すでに他の5人の方は亡くなられてしまい、一人生き延びて勝訴に至りました・・・
被爆者健康手帳を手にした原告の本毛稔さんを囲んで。地図は本毛さんが黒い雨の問題を説明するために丁寧に作成したもの。判決確定まで、この川を境に上側が大雨地域、下側が小雨地域と分断され、小雨地域の被害が認められていなかった。「黒い雨を降らせた雲が蛇行なんかしたはずがない」と本毛さん。守田のスマホで小山美砂記者撮影。
その中で大きく見えてきたものがあります。日本の核廃絶運動、ないしは反被曝運動の課題、いま越えるべきものは何かという点についてです。
一言で表せば、核の被害を過去のものとしてではなく、今も続く、もっとアクチュアルな問題として突き出していくことが大きく問われている。黒い雨訴訟も大きくその点を焦点化し、画期的な勝利を勝ち取っています。
この点に踏まえて、とくに被爆二世、三世のこと、新ヒバクシャのこと、その遺伝的影響を含めた放射線被曝の影響ともっと向き合っていく必要がある。
その点を今後、「明日に向けて」で書いていきますが、ともあれ今日は、みなさんと一緒に核の被害の犠牲者の痛みを思い、祈りを捧げたい。
そしてそこから僕自身、新たなる一歩を踏み出したいと思っています。
みなさま。
核被害の犠牲者への追悼の思いを共にしましょう。
核なき未来をめざして共に歩みましょう。
#広島 #長崎 #ビジル #原爆 #キャンドルビジル #黒い雨訴訟 #核なき未来へ
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