佐野厄除け大師の近くに鎮座する星宮神社を参拝する。住宅街の中にあり、探しにくい。
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星宮(ほしのみや)神社という神社名が珍しい。星と神社を結びつけるものと云えば、北極星信仰を思い起こすが、略記からは、それは窺えない。
祭神は、天津日高彦穂迩々杵命(あまつひたかひこほのににぎのみこと)である。ニニギノミコトである。
鳥居は銅製である。
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社殿は小高いところにある。佐野市内はたいらで、起伏がない。珍しい場所である。一説には古墳だったという。
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別の縁起では、旧社地は七ツ塚と呼ばれたが、塚を北斗七星の形に配置したものだったらしい。そこで星宮妙見大菩薩を祀った。妙見信仰の社だったという。星→北極星→妙見信仰という流れで、この方が理解しやすい。
神社には授与所があるが、無人だった。隣の社務所(宮司さんの自宅?)の呼び鈴を押して、御朱印を貰った。