ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

京都南山城古寺巡り 浄瑠璃寺

2018年04月08日 15時41分49秒 | 旅行
3月28日。朝一番に岩船寺をお詣りしたあと、浄瑠璃寺に向う。岩船寺と浄瑠璃寺の間はハイキングコースになっているが。我々は中型バスで行った。

花の季節で花の参道を歩いた。





総門は小さい。



ここのお詣りの作法としては、総門を入り、左に向い、三重塔の前から本堂を拝む。それから本堂へ向う。本堂の前は浄土式庭園である。従って、池越しに本堂を拝むのである。



本堂。



本堂には九体の阿弥陀像がある。

九体の阿弥陀像は、昔の浄土信仰で、九種類の往生の仕方があるという考えにちなんだ。上品、中品、下品の3種類にそれぞれ上中下がある。上品の上から下品の下までだから、都合、九種類。

しかし、浄瑠璃寺の九体仏は、中央に大きな阿弥陀仏があり、左右に四体ずつのやや小さな阿弥陀仏が並んでいる。印相が同じなので、どれがどれに該当するのか分からない。

こういう九体仏が見られるのは、あとは東京の浄真寺だ。九品仏の通称で知られている。浄真寺は上品堂、中品堂、下品堂と三つのお堂があり、それそれに上中下の阿弥陀仏が置かれている。印相も異なる。印相の説明もお堂の入口に書かれている。


本堂から三重塔を見る。三重塔には薬師如来が安置されている。





<御朱印>




花の天国。





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京都南山城古寺巡り 岩船寺

2018年04月08日 09時42分40秒 | 旅行
3月28日。奈良のホテルを出発したあと、まず岩船寺を訪れる。

岩船寺と浄瑠璃寺は奈良のガイドブックに記載されている。京都と奈良の境にあり、奈良からのアクセスの方が便利だからだ。

以前、関西花の寺巡りで訪れたことがある。花はアジサイである。



大きな寺院ではないので、総門も小さい。大きな家の玄関のようである。



重文の三重塔が見える。



本堂。

本尊は阿弥陀如来像。丈六阿弥陀如来像で大きい。螺髪が珍しかった。





石仏あり。周辺は石仏の里である。



十三重石塔。(重文)



五輪石塔。(重文)



みつまたが綺麗に咲いていた。










<御朱印>







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気まぐれ爺

2018年04月08日 09時31分45秒 | 雑感
気まぐれ爺……か。

歳とると、気まぐれになる。高齢者にまともに対応しない方がいいよ。すぐ気が変るから。

生理学的には、脳が収縮するからだそうだ。

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京都南山城古寺巡り 現光寺

2018年04月07日 11時14分57秒 | 旅行
南山城古寺巡り。海住山寺から現光寺へ。3月27日の最後のお寺だった。

しかし、ここは無住のお寺だった。江戸末期に無住になったという。

従って、管理しているのは海住山寺で、御朱印も海住山寺で貰った。

本堂。



境内。





無住でも古寺の会に属しているのは、美形の十一面観音菩薩像があるからである。観音像は収蔵庫に収められている。



観音像は博物館に収められる予定であったところ、地元の有志が収蔵庫を建てたという話である。

お寺の周囲は豪邸が立ち並んでいたから財力があるのだろう。収蔵庫を建てることができた。これを考えると、現光寺がなぜ無住になったのか不思議な気がする。

<御朱印>



周囲は豪邸だった。







駐車場から見た風景。





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京都南山城古寺巡り 海住山寺

2018年04月07日 09時42分37秒 | 旅行
3月27日。南山城(みなみやましろ)の古寺巡りは、笠置寺から海住山寺(かいじゅうせんじ)へ。奈良(平城京)の鬼門に建立された寺である。

江戸の鬼門方向に日光東照宮が建てられたが、同じ発想である。

お寺の背後の丘から奈良方向を見たが霞んでいた。



駐車場からあがる。桜の咲き始めだった。









本堂。山の上で、境内は狭い。





本堂から境内をみる。



ここには国宝の五重塔がある。一見すると六重塔に見えるが、一番下は裳階である。この五重塔の特徴は心柱が初層で止められていることだ。つまり、空中に浮いているといえそうだ。これで倒壊しないのかと不安になるところだ。国宝である。



山門から境内をみる。今では駐車場から入る寺院が多くなった。海住山寺も同じである。



<御朱印>




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京都南山城古寺巡り 笠置寺

2018年04月04日 15時47分26秒 | 旅行
京都山城古寺巡り、禅定寺の次に笠置寺をお詣りした。

鎌倉時代末期の元弘の乱の舞台となったところである。漠然と大きな寺を想像していたが、実は山寺

奇岩
の寺である。奇岩信仰の寺で、こういう場所は修験者の修行場だったはずである。

笠置山の麓には木津川が流れ、交通の要衝だった。

麓の関西本線の笠置駅から歩いて、寺院の周辺を巡ると、一日がかりになる。我々は車で頂上近くの駐車場まで行った。

毘沙門堂の前を通る。



やがて、奇岩の中の正月堂が見える。



奇岩を見る。





ここは弥勒信仰の地だった。弥勒菩薩の磨崖仏があったが、元弘の乱の兵火で焼失。今は光背が残るのみである。





正月堂から横道に入る。一巡りできるのだが、時間の関係で虚空蔵菩薩が線刻された場所まで行った。









駐車場に戻る。のどかな風景だった。



<御朱印>





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京都南山城古寺巡り 禅定寺

2018年04月02日 17時10分00秒 | 旅行
2018年3月27日、28日と2日間にわたり、”京都南山城(みなみやましろ)古寺の会”を巡った。交通不便な地にある古寺なので、私個人で廻れるわけもなく、旅行会社の「おとなの寺旅」ツアーに参加したのだ。

御朱印帳は、専用の朱印帳である。旅行代金に御朱印帳代と御朱印代が含まれていた。御朱印は添乗員任せだから楽だった。



初日は、京都駅からジャンボタクシーに乗った。バスでは入れない道を走行するからである。

最初に行ったのが禅定寺である。宇治田原町にある。京都駅から山道を1時間ほど走った。滋賀県との境で、いわゆる湖南アルプスと呼ばれる場所である。峠を越えれば、甲賀市で信楽焼の信楽に通じる。





本堂。茅葺き。



今回の寺旅は、仏像鑑賞ツアーなので、霊場巡りのようなおつとめはしない。

木造十一面観音立像は収蔵庫に納められていた。



ここは山間とは云え開けた場所だった。





境内。





駐車場にあるジャンボタクシー。一日目はこれに乗ったのだ。昼は弁当だった。付近に食事場所がなかったからである。



桜は咲き始め。山間なのでやや遅い。









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